タイトル クリエイションの未来展 第15回
伊東豊雄展「聖地・大三島を護る=創る」
日時 2018年4月12日(木)~6月17日(日)10:00~18:00 休館日:水曜、5月27日(日)
会場 LIXILギャラリー(東京都中央区京橋3-6-18 東京建物京橋ビル LIXIL:GINZA 2F )
料金 入場無料
電話番号 03-5250-6530
LIXILギャラリーURL http://www.livingculture.lixil/gallery/

日本の建築・美術界を牽引する4人のクリエイター(清水敏男、宮田亮平、伊東豊雄、隈研吾)を監修者に迎え、各氏が独自のテーマで現在進行形の考えを具現化した展覧会を3ケ月ごとに開催する「クリエイションの未来展」。第15回目となる今回は、建築家の伊東豊雄氏による展覧会。2011年にオープンした「今治市伊東豊雄建築ミュージアム」がある瀬戸内海・芸予諸島の大三島において、ミュージアム開館以来、伊東氏が取り組んでいる、これからのライフスタイルの提案について紹介する。
展覧会タイトルに関した「聖地」とは、思想家・人類学者の中沢新一氏の著書『アースダイバー 東京の聖地 』(講談社)における、中沢氏の記述(聖地の定義付け:1.「結界」によって周囲から自立したシステムを持つ特別な地域であること、2.「自然」に結ばれる回路を備えていること、3.単なる観光地でなく、人々がそこで生き生きとした活動をしていること)に照らし合わせたもの。西暦594年創建と伝えられる大山祗神社が島の中心部に鎮座する大三島は「御島」とも称され、美しく豊かな自然と伝統的な農耕文化が、人々の厚い信仰とともに守られてきた。その独自の秩序が、2006年に開通した「しまなみ街道」によって壊れようとしているという。このことに危機感を覚えた伊東氏は、空き家を修復して「みんなの家」を建て、廃れた農地を借りて栽培した葡萄でワインづくりを始めるなど、さまざまな試みで「護る=創る」活動を続けている。
本展は、2015年のクリエイションの未来展 第4回「ライフスタイルを変えよう-大三島を日本で一番住みたい島にするためにー」、2017年の第11回「新しいライフスタイルを大三島から考える」に続くもの。模型や写真、実際に大三島で暮らす7人のドキュメンタリー映像などで、現地の最新の様子を報告する。

大三島の農業 ©山田宗草