タイトル | 須田悦弘 ミテクレマチス |
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日時 | 2018年4月22日(日)〜10月30日(火) |
会場 | ヴァンジ彫刻庭園美術館(静岡県長泉町東野クレマチスの丘347-1) |
料金 | 4月-10月入館料(クレマチスガーデン入場料を含む):一般 ¥1,200、高・大学生¥800、中学生以下無料 4館共通券 ¥3,000、3館・2館共通券あり |
電話番号 | 055-989-8787 |
クレマチスの丘 URL | https://www.clematis-no-oka.co.jp |
ヴァンジ彫刻庭園美術館 | https://www.clematis-no-oka.co.jp/vangi-museum/ |
須田悦弘《クレマチス》2017年、木に彩色
©Suda Yoshihiro
Courtesy of Gallery Koyanagi
本展の会場となるヴァンジ彫刻庭園美術館は、現代イタリアを代表する具象彫刻家ジュリアーノ・ヴァンジ(1931-)の作品を収蔵する世界唯一の個人美術館として、2002年4月に開館した施設。伊豆の山並みと駿河湾を望む自然豊かな「クレマチスの丘」の一角にあり、同美術館のほか、ベルナール・ビュフェ美術館、IZU PHOTO MUSEUM、井上靖文学館、そして約250品種2,000株以上のクレマチスの花が1年を通じて咲く庭園「クレマチスガーデン」を併設する。
須田悦弘(すだ・よしひろ)は、1969年山梨県生まれ、本物と見まごう極めて精巧な花や草木の彫刻作品を制作する気鋭の美術作家。1992年に多摩美術大学グラフィックデザイン科を卒業後、独学で木彫の技術を身につけ、薄い花びらや葉、細い蔓などを朴の木から繊細に彫りおこして彩色し、さまざまな植物を制作、発表している。対象となる植物への洞察と、丁寧な考証から生み出される須田の作品およびインスタレーションは、たった一輪の花や小さな雑草の作品が置かれることで、空間全体の見え方が大きく変わり、見るものに新鮮な驚きをもたらす。本展では、須田にとっても尽きることのない魅力をもつ花であるクレマチスを中心とする最新作が多数発表される。
関連イベントとして、4月22日(日)の15時より、須田と美術館学芸員によるオープニングトークが開催(要予約)されるほか、会期中の毎月第2・4土曜の15時15分より、学芸員によるギャラリートークが開催される(どちらも当日の入館料要)。