タイトル 「亜空間として形成する伊勢型紙 江戸小紋の世界」長坂常(建築家)×廣瀬雄一(江戸小紋職人)
日時 2018年7月17日(火)〜8月26日(日)11:00-20:00、会期中無休
会場 EYE OF GYRE(東京都渋谷区神宮前5-10-1 GYRE 3F)
料金 入場無料
電話番号 03-3498-6990(11:00-18:00)
会場URL http://gyre-omotesando.com/
(有)廣瀬染工場 http://www.komonhirose.co.jp

19世紀後半における欧米社会、とりわけ美術に多大な影響を与えたジャポニスム。そのうち、日本の伊勢型紙が、アール・ヌーボーやリバティ・プリントなどに影響を与えたことは、あまり知られていない。本展は、職人の卓越した技術に裏打ちされた伊勢型紙によって染め上げられる、江戸小紋を今いちど捉え直し、現代における江戸小紋の在り方を探る企画展。1918年に創業し、1930年から現在の東京・新宿に構える工房で今年100周年を迎えた(有)廣瀬染工場の創業100年記念展として開催される。
江戸小紋は、俯瞰すると「色」に見えるが、目を近づけてやっと「柄」の集合体だとわかる精緻さが特徴。江戸期に、武家の裃(かみしも)として用いられ、家ごとに決まりの小紋があった。例えば、現代では誰もが使うことができる鮫小紋は、紀州徳川家の専有であった。会場には、江戸小紋三役(鮫、通し、行儀)を中心に、同社が守り続けてきた伊勢型紙と技法で染め上げた反物や着物などが展示されるほか、廣瀬染工場四代目の廣瀬雄一(1978-)と、建築家の長坂常(スキーマ建築計画代表)とのコラボレーションから生み出された実験的な反物も披露される。また長坂は、江戸小紋から着想を得てテーブルと椅子をデザイン、あわせて展示する。
本展で掲げる「亜空間」とは、通常の物理法則が通じない時空連続体を意味する。江戸小紋職人と建築家、両者のチャレンジングなコラボレーションによって、ミクロで多元的な世界観を提示し、江戸小紋に対する一般的なイメージを打ち破る革新的な「亜空間」の創出を試みる。

会場写真

 




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