タイトル 和製マジョリカタイル―憧れの連鎖
日時 2018年11月3日(土)〜2019年4月9日(火)10:00-17:00(入館は16:30まで)
会場 INAXライブミュージアム「土・どろんこ館」企画展示室(愛知県常滑市奥栄町1-130)
料金 一般 ¥600、高・大学生 ¥400、小・中学生 ¥200(税込、各種割引あり)
電話番号 0569-34-8282
問い合わせ http://www.livingculture.lixil/ilm/
休館日 毎週水曜日(祝日の場合は開館)、2018年12月26日(水)〜2019年1月4日(金)

大正初めから昭和10年代に日本で生産された「和製マジョリカタイル」が、INAXライブミュージアムで展示される。

和製マジョリカタイルは、1800年代半ばにイギリスで売り出された「ヴィクトリアンタイル」を模倣してつくられた多彩色タイル。当時イギリスを代表するタイルメーカーが、イタリアやスペインのマヨリカ焼の流れをくむ多彩色表現という意味で「マジョリカタイル」と呼んだ。明治維新後、欧米人の住む住居に使われていたヴィクトリアンタイルを見た日本の設計者たちは、その意匠の美しさや耐火性・耐水性などの機能に注目し、日本での生産を望んだ。その後、タイルの製法を研究した内装タイルのパイオニアメーカーたちは、明治41年頃には乾式プレス成形法を確立。イギリスと同様に日本でも「マジョリカタイル」と呼ばれ、広まっていった。昭和にはいってからは、東南アジア、インド、中南米、アフリカなどにまで輸出し、戦前頃までが和製マジョリカタイルの最盛期となった。最新の研究では、輸出先のニーズに合わせたタイルが作られていたことも明らかとなっている。また、近年では台湾で和製マジョリカタイルの歴史的価値が見直され、あらためて注目を浴びている。

佐治タイル カタログ マジョリカタイル掲載のページ

 

本展では、イギリス製のタイルへの憧れから生まれた「和製マジョリカタイル」が、徐々に世界中の地域に広がり建築を彩っていく様子が紹介される。また、タイルの復元品によって構成された空間も実際に体験することができる。