タイトル フィールドオフィス・アーキテクツ展/ Living in Place
日時 2015年7月10日(金)〜9月12日(土)11:00〜18:00 月曜、祝日、8月8日(土)〜17日(月)は休館
会場 TOTOギャラリー・間 東京都港区南青山1-24-3 TOTO乃木坂ビル3F
電話番号 03-3402-1010
問い合わせ http://www.toto.co.jp/gallerma/ex150710/index.htm

台湾の注目の建築家であり、日本との交流も行っている黄聲遠(ホァン・シェン・ユェン)氏を中心とした設計集団、フィールドオフィス・アーキテクツ(田中央工作群)の20年を紹介する展覧会。
彼らが拠点としているのは、台湾北部の地方都市、宜蘭(イーラン)である。それは「山や水、愛する人たちと共に健康的に生きていけることがもっとも重要」だと考えているからだ。仕事をする場所もクルマで30分ほどで通える範囲と決め、建築が完成した後も面倒を見続けるのが彼らのやり方である。
黄氏が生まれた1963年、台湾は既に戒厳令下にあり、彼は自由を求めてアメリカへ留学した。その経験があって故郷に帰ってきたからこそ、彼は自由を大切にする。「私の作品のなかにも自由の感覚が浸透していると思う」という。
会場では福祉センターや美術館などの公共建築からランドスケープをも含んだ納骨廊といった作品を模型や映像で紹介。模型は、台湾で野菜を育てる温室で使われている簡素な金物の集合体で支えられている。ここには「みんなの力を合わせると、なんとかできるのだ」というメッセージが込められている。
関連書籍として『LIVING IN PLACE』(TOTO出版)も発行された。

第2会場全景。手前の模型が「羅東文化工場」、その奥には「櫻花陵園入口橋」の48個の断面模型がグリッド上に配置されている。

第2会場全景。手前の模型が「羅東文化工場」、その奥には「櫻花陵園入口橋」の48個の断面模型がグリッド上に配置されている。© Nacása & Partners Inc

会場には、模型や写真、テキストによる説明のほか、黄氏へのインタビューや作品解説、また彼らの作品とともに映し出される宜蘭の日常の風景など、23の映像も展示。

会場には、模型や写真、テキストによる説明のほか、黄氏へのインタビューや作品解説、また彼らの作品とともに映し出される宜蘭の日常の風景など、23の映像も展示。© Nacása & Partners Inc