アルフレックスジャパンのプレゼンテーション施設「カーサミア河口湖」は山梨県の4500坪の広大な敷地の中、木々に囲まれた大型ショールーム。ここを舞台に、10月初旬にメディア関係者を対象にした見学会が行われた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ツアーはアルフレックスショップ東京からバスで直接現地へ移動。バスを降りると、日本の森林とは違う印象を受けた。樹種や配置含め、北イタリアのランドスケープを意識しているのだという。

アルフレックスジャパン創立の経緯などを説明後、住人のイメージを明確に想定したうえで作られた3棟のモデルハウス・研究開発・宿泊棟の計5棟の建物を、担当者による説明を受けながら見学。広大な敷地の中で行動を共にする中で、自然と会話も生まれ、インテリアや家具の話でもちきりとなった。

 

%3CatariName%3E201410_CMK_9637.eps%3C/atariName%3E%3CajstAnlge%3E0%3C/ajstAngle%3E

若い夫婦と子供が住む設定のA棟。リビングとダイニングにはともに、川上元美氏による、革のテープが印象的な「ティナ」シリーズが置かれており、緩やかに空間をつなげる。

 

IMG_1172
50~60代の夫婦とその子どもたちの4人家族が住む設定のB棟。随所でみられる塗り壁は、イタリアから職人が訪れ、大聖堂ドゥオモと同じ素材を用いて施工したのだそう。触るとひんやり冷たいのに、光をやわらかく反射させる壁肌の美しさが印象的だった。

 

GALE-11
カーサミアに到着して間もなくの際、同施設担当者である渡邉氏より「本日は各施設でたくさんの椅子やソファーに座ってください。そして、ぜひ最後にGALEというソファーに座ってください。」との発言があったので、最後の最後にGALEにかけたところ、今日一番のやわらかさを感じた。フェザーとダウンのクッションが全身を柔らかく包み込み、モールドウレタンが沈み込みすぎないよう支えてくれる。瞬く間に疲れを拡散させてくれるこのソファー、座るとなかなか立ち上がれなくなる。
各施設では、ユーザーによる日帰り見学や、学生の授業、社員研修が行われることがある。一般住宅としての設備が完備されている3棟のモデルハウスは、家具の購入を検討しているユーザー・設計者・デザイナーが見学に訪れている。なお見学可能期間は限られるため、事前に電話確認をし、予約する必要がある。

%3CatariName%3E201410_CMK_9729.eps%3C/atariName%3E%3CajstAnlge%3E0%3C/ajstAngle%3E

住空間の本質は、一夜を過ごし、朝、目が覚めてはじめてわかるという。B棟のベッドルームにおかれているシャープなスクエアが印象的なベッド、「ERBA05」で目を覚ましたらどんなに気持ちがよいだろう。

現実的なスケールと設備を持ち合わせているカーサミアは、一般的なショールーム・モデルルームで行われる、家具を「見る」という行為にとどまらず、家具とは?良質な住空間とは?ということを「体感」させてくれる希有な場所である。