タイトル 渡邊耕一「Moving Plants」
日時 2016 年5月10日(火)~6月4日(土)11:00~20:00 休廊:月曜
会場 Kazan Gallery(東京都千代田区東神田1-3-4 KTビル2F)
料金 入場無料
電話番号 03-6240-9807
問い合わせ http://www.kanzan-g.jp/

タデ科の植物「イタドリ」(撮影:渡邊耕一)

タデ科の植物「イタドリ」(撮影:渡邊耕一)

出展作家の渡邊耕一氏は1967年大阪生まれ。大阪市立大学文学部で心理学を専攻、卒業後、大阪のインターメディウム研究所(IMI)で写真コースを修了した異色の写真家。
企画展タイトルの「Moving Plants」とは、タデ科の多年生植物「イタドリ」を指す(写真の植物)。東アジア原産のこのありふれた雑草は、シーボルトによって日本からヨーロッパに持ち込まれ、今日では欧米など世界各地で見られる。その生命力は強く、土地の生態系を狂わすだけでなく、時に建物をも破壊するという。人の手によって移動(Moving)させられた、この名も無き雑草の数奇な運命に惹かれた作家は、10年にわたって世界各地を取材した。その集大成ともいえる作品集が昨年12月に刊行されている(『Moving Plants』青幻舎)。

本展は、Kanzan Galleryで今年4月から始まった、3名のキュレーターがそれぞれ1つのテーマで毎月1つの展示を展開していく「Curatorial Exchange」の第二弾。インディペ
ンデント・キュレーターを務める菊田樹子氏が企画した「言葉とイメージ」をテーマに、渡邊氏の写真とテキストによる作品が発表される。会期中、15日の17時からは、渡邊氏の作品集『Moving Plants』に「藪の中の歴史へ」を特別寄稿した港千尋氏との対談も行なわれる(定員20名、要予約)。
渡邊氏は東京での作品発表はグループ展「アートフェア東京2010」以来、東京での個展は今回が初めて。