タイトル 堀部安嗣展 建築の居場所
日時 2017年1月20日(金)~3月19日(日) 11:00~18:00
休館日:月曜・祝日
会場 TOTOギャラリー・間(東京都港区南青山1-24-3 TOTO乃木坂ビル)
料金 入場無料
電話番号 03-3402-1010
展覧会詳細 http://www.toto.co.jp/gallerma/ex170120/index.htm

これまで20年以上にわたり、住宅を中心に80を越える作品を手掛けてきた、建築家・堀部安嗣氏(1967-)。多角形など幾何学をベースとしたフォルムや、内と外の空間を構成する木や石、コンクリートなど巧みな素材づかい、端正な佇まいの外観などで知られる。近年では、地域住民のための集会所といった公共性のある建築も手掛け、2013年に竣工した《竹林寺納骨堂》は、2016年日本建築学会賞(作品)を受賞した。
本展のタイトルは、自然との関わりが希薄になっている現代において、私たちに本来備わっている「心地よい空間」の記憶を取り戻し、それぞれが本来の居場所を見つけて欲しいという、建築家からのメッセージが込められており、会場構成にも反映されている。
例えば、会場に入ってまず目に飛び込んでくる、縮尺1/100の竣工模型26点の展示は、二段になった白い長テーブルのような台の上に並べられ、まわりに配された椅子ーー堀部氏の事務所で使われているものーーに腰掛ければ、ちょうど目線の高さで模型を眺められるようになっている。同じく事務所から持ち込まれた図面や書籍、堀部氏が好きな映画のディスクなども、見学者の手に取れる位置に。
このほか、事務所を構えて初めて手がけた 《ある町医者の記念館》の当時の手書き図面、スケッチ、氏が撮影した写真などの展示に加え、《阿佐ヶ谷の書庫》、《竹林寺納骨堂》、《イヴェール・ボスケ》など14の建築を取り巻く人々の視点から、作品の魅力に迫る映像「堀部安嗣 建築の鼓動」の上映も(約30分)。
関連プログラムとして、会期中は堀部氏自身によるギャラリートークも予定されている。

《ある町医者の記念館》(鹿児島県、1995年)©堀部安嗣

独立後の第1作 《ある町医者の記念館》(鹿児島県、1995年)
©堀部安嗣