タイトル 武田五一の建築標本 -近代を語る材料とデザイン-
日時 2017年3月10日(金)~5月23日(火)10:00-17:00
休館日:水曜(祝日は開館)
会場 LIXILギャラリー(大阪会場)
大阪府大阪市北区大深町4-20 グランフロント大阪南館タワーA 12階
料金 入場無料
電話番号 06-6733-1790
LIXILギャラリー http://www1.lixil.co.jp/gallery/
「INAX Report」アーカイブ
「日常の中の前衛建築家 武田五一」
(石田潤一郎 寄稿)
http://inaxreport.info/data/INAX169_04_14.pdf

金具見本(湯浅伸銅株式会社)
所蔵:京都大学建築学専攻(撮影:佐治康生)

「関西建築界の父」とも言われる武田五一(たけだ ごいち、1872-1938)。《山口県庁舎》などの公共建築から個人邸、学生寮の《求道学舎》、社寺仏閣、橋、公園、墓碑など、多岐にわたって設計を手がけた。大蔵省臨時建築部技師時代には、帝都の顔となる《国会議事堂》の設計にも関与している。
五一は優れた教育者でもあり、旧京都高等工芸学校図案科(現在の京都工芸繊維大学)や、京都帝国大学工学部建築学科(現・京都大学)の創設にも携わった。両大学には、五一が中心となって収集したさまざまな建材、素材、サンプルが数多く残されている。建築教育黎明期の教材として使われたと思われる一方で、五一の貪欲な探究心によるところも大きい。「建築標本」と呼ぶにふさわしいそれらは、五一が分類学的思考の持ち主であることと、コレクターとしての側面を持ち合わせていたことを裏付ける。
本展では、大正から昭和初期にかけて収集された「建築標本」約100点を展示。新たなる材料、時代の流行、近代的生活、古典再考、20世紀初頭のデザイン表現、講義の足跡の6つのカテゴリーに分けて紹介する。
4月29日には、京都工芸繊維大学の石田潤一郎教授を招き、「武田五一から学ぼう、近代建築の技術と意匠」と題した講演会も開催(定員70名、要事前予約)。
大阪会場での展示終了後、6月8日からLIXILギャラリー東京会場に巡回予定。