タイトル ヴォルス―路上から宇宙へ
日時 2017年4月1日(土)〜7月2日(日)9:30-17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜
会場 DIC川村記念美術館(千葉県佐倉市坂戸631)
料金 一般 ¥1,300、学生・65歳以上 ¥1,100、小中高 ¥600
電話番号 0120-498-130(代表)
DIC川村記念美術館 http://kawamura-museum.dic.co.jp

音楽と詩に親しみ、絵画や写真など、幅広い芸術的才能を開花させたヴォルス(WOLS)を紹介する大回顧展。
ヴォルス(WOLS)こと、アルフレート=オットー=ヴォルフガング・シュルツ(Alfred Otto Wolfgang Schulze、1913-51)は、ドイツ・ベルリンの生まれ。著名な法学博士を父に持ち、恵まれた教育を受けて育つ。やがてナチスが政権を握ると、兵役忌避者としてフランスへ渡り、1930年代のパリで写真家として成功したものの、対ドイツ戦が始まると、ヴォルスは敵国人として扱われ、収容所などを転々とすることに。そんな不遇な環境下でも、ヴォルスは独学で描画の才能を開花させた。第二次大戦後はジャン=ポール・サルトルらに認められ、ジャン・ポーラン、アントナン・アルトーらの本の挿絵を依頼され、銅版画を制作するも、貧窮のなか、38歳の若さで逝去。その直後から「アンフォルメルの先駆者」と評された。
本展では、DIC川村記念美術館が所蔵する油彩や水彩、銅版画のほか、ゲッティ美術館と東京都写真美術館が所蔵する貴重なヴィンテージプリント4点が展示される。出展作品数は約120点、ヴォルスの作品世界全体を俯瞰する規模での開催は、日本国内では初となる。
関連企画として、講演会やギャラリートークのほか、「ヴォルスが愛したヴァイオリンーバッハを中心に」と題したコンサートも開催される。

ヴォルス《無題》1942/43年
グアッシュ、インク、紙 14.0×20.0cm DIC川村記念美術館