タイトル 第14回村野藤吾建築設計図展 村野藤吾とクライアントー近鉄の仕事を通して
日時 2017年3月21日(火)~ 6月10日(土)10:00〜17:00(入館は16:30まで) 休館日:日曜・祝日
会場 京都工芸繊維大学 美術工芸資料館(京都府京都市左京区松ヶ崎橋上町)
料金 一般 ¥200、大学生 ¥150、高校生以下無料(京都・大学ミュージアム連携所属大学の学生・院生は学生証の提示により無料)
電話番号 075-724-7924
会場URL http://www.museum.kit.ac.jp
詳細 https://www.kit.ac.jp/events/events170321/

村野藤吾(1891-1984年)の遺族から京都工芸繊維大学美術工芸資料館に託された、貴重な設計原図など5万点を超える資料の整理などを行なっている「村野藤吾の設計研究会」の研究成果を発表する展覧会。
戦前から戦後にかけてさまざまな建築作品を遺した村野藤吾(1891-1984年)は、同じクライアントからの依頼に継続して、あるいは断続的に応えている。中山製鋼所、湯浅伸銅、大丸(現・大丸松坂屋百貨店)、高島屋、大阪商船(現・商船三井)、川崎造船所(現・川崎重工業)、西武鉄道などが挙げられるが、なかでも近鉄(近畿日本鉄道)は、約50年にわたって特別なクライアントであり続けた。
1965年に当時の社長、佐伯勇の個人邸を設計しているが、《近鉄本社ビル》(1969)をはじめとする作品の多くは、不特定多数の人々が利用する、いわば都市的な施設であった。鉄道駅、百貨店、ホテル、劇場、映画館など、生み出された建築は、近鉄側の要求にこたえつつ、その地域・場所において、いかに大勢の人々をを迎え、もてなすかという課題への回答と、村野の建築思想が色濃く表現されている。
本展では、これら近鉄との事例を中心に、村野とクライアントの関係、さらには「近代建築とクライアント」という、これまで見過ごされてきたテーマにもスポットをあてる。現存作品を撮り下ろした現況写真や、貴重な設計原図、京都工芸繊維大学の学生が課題として毎年制作に取り組んでいる、精巧な縮尺模型なども展示。関連企画として、4月22日に記念シンポジウム「村野藤吾とクライアント -近鉄の仕事を通して」も学内で開催される(定員150名、当日先着順、入場無料)。