タイトル 武田五一の建築標本 -近代を語る材料とデザイン-
日時 2017年6月8日(木)~8月26日(土)10:00-17:00
休館日:水曜(祝日は開館)
会場 LIXILギャラリー(東京都中央区京橋3-6-18 東京建物京橋ビル LIXIL:GINZA 2F )
料金 入場無料
電話番号 03-5250-6530
LIXILギャラリー http://www1.lixil.co.jp/gallery/
詳細 http://www1.lixil.co.jp/gallery/exhibition/detail/d_003699.html

京都高等工芸学校の図案標本。引手金具フックの見本。明治42年(1909)に高田商会大阪支店より購入。
所蔵:京都工芸繊維大学美術工芸資料館、撮影:佐治康生

「関西建築界の父」とも言われる武田五一(たけだ ごいち、1872-1938)。《山口県庁舎》などの公共建築から個人邸、学生寮の《求道学舎》、社寺仏閣、橋、公園、墓碑など、多岐にわたって設計を手がけた。大蔵省臨時建築部技師時代には、帝都の顔となる《国会議事堂》の設計にも関与している。
五一は優れた教育者でもあり、旧京都高等工芸学校図案科(現在の京都工芸繊維大学)や、京都帝国大学工学部建築学科(現・京都大学)の創設にも携わった。両大学には、五一が中心となって収集したさまざまな建材、素材、サンプルが数多く残されている。建築教育黎明期の教材として使われたと思われる一方で、五一の貪欲な探究心によるところも大きい。「建築標本」と呼ぶにふさわしいそれらは、五一が分類学的思考の持ち主であることと、コレクターとしての側面を持ち合わせていたことを裏付ける。
会場では、大正から昭和初期にかけて収集された「建築標本」約100点を6つのカテゴリーに分け、新たなる材料、時代の流行、近代的生活、古典再考、20世紀初頭のデザイン表現、講義の足跡を紹介する。
また本展は、5月23日までLIXILギャラリー大阪で開催された企画展の巡回。大阪会場で4月に開催された関連イベントで講師を務めた、京都工芸繊維大学の石田潤一郎教授が再び登壇し、6月27日(火)に講演会「武田五一から学ぼう、近代建築の技術と意匠」を開催(定員80名、要予約、本展会場至近のAGC studioセミナールームにて)。