タイトル 織物以前 タパとフェルト
日時 2017年9月8日(金)~11月21日(火)10:00-17:00 休館日:水曜
会場 LIXILギャラリー(大阪会場)
大阪府大阪市北区大深町4-20 グランフロント大阪南館タワーA 12階
料金 入場無料
電話番号 06-6733-1790
LIXILギャラリー http://www1.lixil.co.jp/gallery/
展覧会詳細 http://www1.lixil.co.jp/gallery/exhibition/detail/d_003846.html

南太平洋の島々や、東西アジア地域で古くから暮らしの中に使われてきたタパとフェルトに焦点をあてる企画展。
パプアニューギニア、フィジー、トンガを含む南太平洋の島々では、成長の早いクワ科の植物の樹皮を打ち延ばした樹皮布=タパが伝統的に作られてきた。ここではごく一部の地域にしか織りの手法が伝えられなかったため、(織布の先駆材料と考えられる)編布やタパ布などの独自の布文化が発達した。一方、ユーラシア大陸内陸部に目を向ければ、遊牧民にとって財産である羊の毛を縮絨(しゅくじゅう)させ、シート状にした圧縮フェルトが作られてきた。タパ、フェルトのどちらも、厳しい天候から身を守る衣服としてだけでなく、儀式や結界、住居の装飾など、人々の生活と密接にかかわってきたものであり、実用性を超えた、それぞれの民族の文化を象徴するとともに、「原初の布」ともいえる素朴な美しさと力強い魅力を備えている。
本展では、長年にわたって現地調査を続けてきた研究者が収集した貴重な資料約60点を通して、織物以前から伝わる不織布の魅力に迫る。材料や道具類、制作工程を撮影したスライドショーもあわせて展示される。

墓地に広げられたタパ(フィジー)
写真©:飯田裕子