タイトル 寛永の雅 江戸の宮廷文化と遠州・仁清・探幽
日時 2018年2月14日(水)~4月8日(日)10:00-18:00(金・土は10:00-20:00、入館は閉館30分前まで)
休館日:火曜(但し、4月3日は18:00まで開館)
会場 サントリー美術館(東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア3階)
料金 一般 ¥1,300、大学・高校生 ¥1,000、中学生以下無料
電話番号 03-3479-8600
サントリー美術館 http://suntory.jp/SMA/

戦国の世が終焉し、泰平の世となった17世紀初め、徳川幕府統治下の日本国内では、時代を反映した文化的潮流が生まれ、寛永年間(1624-44)を中心に花開いた。大きな影響を与えたのが、学問・諸芸に造詣の深かった後水尾院(1596-1680)による文芸復興の動きで、長らく絶えていた宮廷儀礼や古典文芸の復興に尽くし、洗練された美を追求した後水尾院の周辺には、平安期からの伝統を守ってきた公家や、京の富裕な町衆、芸術家らが集まり、東の武家幕府とは異なるかたちでサロンが形成された。やがて、武家方との交流も始まり、江戸の世に、のちに「寛永文化」と呼ばれる成熟した「雅」な世界を出現させていく。「きれい」という言葉に象徴されるような瀟洒(しょうしゃ)な造形・文芸作品が数多く生み出され、「きれい寂び」という現代に受け継がれている美意識も、寛永期に新たに創出されたものである。
本展では先ず、徳川家に伝わる《東福門院入内図屏風》をはじめとする絵画や書、茶碗などで、寛永文化の成立期の文化動向を概観した後、後水尾院と宮廷文化を紹介、それらと軌をひとつにして新たな美意識が結実していくさまを紹介、江戸期に隆盛した日本の美術運動を総覧する。

会場構成
第1章 新時代への胎動―寛永のサロン
第2章 古典復興―後水尾院と宮廷文化
第3章 新たなる美意識 I.小堀遠州
第4章 新たなる美意識II.金森宗和と仁清
第5章 新たなる美意識III.狩野探幽