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139号 2014年8月号

特集 間取り7カ条

Seven Ideas for Good House Plans

本体1,714円+税

2014年7月5日発売

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構造からおのずと規定されていた田の字型から、部屋の用途を分け、プライバシーを重視したnLDKに。その反作用で、家の中がすべてつながるワンルームへ。日本の家の間取りは、人々の生活スタイルや考え方によって、変化してきました。では、これから求められる間取りとはどんなものでしょう。そのヒントとして、先駆的な事例と共に7カ条を提案します。 特別企画として、戦後の住宅を見続けてきた編集者、植田実さんによる三人の建築家との対談、論考も掲載。

目次
間取り7カ条
1 家具で動線をつくる
潜り込んだり,くぐったり, 上ったり。
建築にちりばめた小さな家具が, 奥行きをつくる。
伊丹の住居(兵庫県伊丹市)
設計 島田陽/タトアーキテクツ/島田陽建築設計事務所

2 名前のない場所をつくる
カーブの美しい天井
ゆるやかな階段と心に残る余白のある住まい。
藤が丘の家(神奈川県横浜市)
設計 手嶋保/手嶋保建築事務所

3 家の中に窓を開ける
壁に開けた8つの窓から, 光や視線が通る。
楽しみながら住みこなせる, カジュアルな箱。
Bridge House(大阪府八尾市)
設計 向井昭人・向井幸枝/モノスタ’70

4 分棟してつなげる
動線を長く, 視線をのばす。
身体感覚に近い家形ボリュームの集落。
勝瀬の家(埼玉県富士見市)
設計 石井秀樹/石井秀樹建築設計事務所

5 壁を厚くふかす
ふたつの箱型ボリュームに深く穿たれた窓。
その「くぼみ」に機能を与え, 空間構成を自由に。
くぼみの家(青森県弘前市)
設計 蟻塚学/蟻塚学建築設計事務所

6 床と天井の高さを変える
木の幹になぞらえた螺旋階段に,
枝葉のように居室を絡ませる。
笠松の家(岐阜県羽島郡)
設計 佐々木勝敏/佐々木勝敏建築設計事務所

7 複数の階段をつくる
上下の移動で視界が変化する。
階段は空間をふくよかにする装置。
melodia(奈良県)
設計 阿曽芙実/阿曽芙実建築設計事務所

保存版 建築金物の現在
荒木信雄さんと金物メーカーを訪ねる
堀商店 創業が125年前,西洋金物の輸入から国産化へ
スガツネ工業 海外の優れた金物ブランドを積極的に紹介、動きにこだわった製品の開発力を伸ばす
東屋 日本の先人のものづくりをリスペクトし歴史的な時間が保証する素材を使う
時代を映す建築金物5社 アトムリビンテック, ムラコシ精工, ダイケン, 綱島製作所, ユニオン

「間取り」の先にあるもの
編集者・建築評論家 植田実、三人の建築家を語る
長谷川豪の「石神井公園の住宅」「駒沢の住宅」
青木淳の「N」「G」
山本理顕 の「ドラゴン・リリーさんの家」
解説 間取りを方法とするならば そこに新しい住宅はない
編集 中野照子

海外レポート ミラノサローネ, ミラノデザインウィーク 2014
家具・インテリア 模索から生まれる多様なデザイン 取材・文 内田みえ
照明 デザインの復活とミニマリゼーションからの脱却 取材・文 米津誠太郎

連載
第3回 ケンチク学ビバ
先生と学生たちは、いまこんなことを考えている
熊本大学大学院自然科学研究科 田中智之研究室
地域の課題を通して, 考え, デザインする

第8回 つるかめ建築ふたたび
被災した「つるかめ建築」のその後
泉田英雄さんと3年後の気仙沼・石巻を訪ねる
文・写真 松井晴子

Catch up CONFORT
NEWS アルフレックスジャパンの新作 ほか 新製品・ショールームなど最近のニュース
INTERVIEW クレスティーヌ・ケアホルム/カトリーヌ・メミ
TOPICS 国産家具表示の認定制度, スタート/
2016年開館,多治見市モザイクタイルミュージアム/
天童木工の針葉樹を使った成形合板家具/「わざわ座」第一弾「大工の手」
REPORT ITALIAN LIFESTYLE in Japan
REVIEW 鈴木マサル傘展──持ち歩くテキスタイル──/T houseでの白川昌生展/
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BOOKS『 鳶──上空数百メートルを駆ける職人のひみつ』多湖弘明 著・写真
評/南陀楼綾繁 ほか
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次号予告
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