1月30日(火)、31日(水)に東京ビッグサイト第7・8ホールで
WOODコレクション(モクコレ)2018」が開かれます。
この1日目のオープニングに続くトークショーに、
林材ジャーナリストの赤堀楠雄さん、デザイナーの南雲勝志さんと共に登壇することになりました。

モクコレは今回で3回目。主催は東京都です。
では、東京産の木材や東京で製造するプロダクトの普及活動かといえばそうではなく、
全国の木材関係の会社や団体が集結する展示会です。
日本最大の消費地である東京都は、
2020オリンピック・パラリンピックを機会として
「ALL JAPAN & TOKYO プロジェクト」
を実施中で、これもその取り組みの一環とのこと。
同プロジェクトは、東京のみならず、日本全国の産業振興をはかるもので、
その中には「伝統工芸品など全国の中小企業の優れた技術の活用」
「日本各地と連携した農林業振興」などが挙げられています。

さて、ぐっと規模が大きくなった今年のモクコレに出展するのは300社以上、
出展品は木材製品、内装材、家具、什器など。
担当する東京都産業労働局農林水産部森林課の桜井康裕さんは、
「全国の人に東京で情報発信していただきたい。ぜひこの機会を活用してほしい」とのこと。
これまでのモクコレでは、出展者同士の交流も好評を得たそうです。

木材のような自然素材は同じ樹種でも、地域によって生産者によって、特徴が異なります。
価値観を理解しあえる設計者やデザイナーと産地や生産者が
直接、結びつくことができたら、できることが大きく広がるはずです。
森林の健全化をはかるためにも、国産材の適切な利用は必須です。
木材に特化したこの展示会には、そんな意義があります。

さて、トークショーのテーマは、「いまこそ、長い目で木と向き合おう」。
赤堀さんは30年にわたって、全国各地の林業地を取材し、執筆活動を続けています。
南雲さんは景観デザインやプロダクトデザインを手がけており、
2004年に日本全国スギダラケ倶楽部を発足させました。
時流に流されることなく、杉と生きてきた先人たちの長い歴史を探り、
現在を見据え、「本来の人と森との関係」に近づけるよう、考え、行動しているお二人です。
30分と短い時間ではありますが、密度の濃い話ができればと思います。ぜひいらしてください。

 

WOODコレクション モクコレ2018

日本各地と東京都が連携した木材製品展示会
1月30日(火)10:00〜17:30、31日(水)10:00〜16:30
東京ビッグサイト東7・8ホール
入場無料。事前登録はこちらから。

 

トークショー「いまこそ、長い目で森と向き合おう」

<日時> 1月30日(火)10:50〜11:20
木は人間よりも長い時間を生きます。いまに続く素晴らしい森は、
木の時間、自然のサイクルと向き合ってきた人々の営みを反映しているといえるのでしょう。
それならばいまの時代、私たちはどのように森と共に生きて行けばよいのか。
各地の現場や取り組みを見て来た立場から、多くの方に伝えたい視点を提示します。

<登壇者>
多田君枝(コンフォルト編集長)
赤堀楠雄(林材ジャーナリスト)
南雲勝志(デザイナー)

 

また、両日とも3回ずつ、下記のようにセミナーも開かれます。

CLTで描く 木造建築のこれから
中島浩一郎(一般社団法人 日本CLT協会 会長)

東京の森林(もり)「現在・過去・未来」
木村康雄(東京都森林組合代表理事組合長)

森と暮らしをつなぐ ウッドスタート~全国に広がる 東京おもちゃ美術館の木育~
馬場清(認定NPO法人 芸術と遊び創造協会 事務局長 / 東京おもちゃ美術館 副館長)

材料としての「木材」の魅力と木材利用について
大谷忠(国立大学法人 東京学芸大学 准教授)

日本の木と共に暮らす~デザインの力が森林を育てる~
小田原健(一般社団法人 ARTISAN日本 代表)

木材を見せながら火事に負けない都市木造をつくる
安井昇(桜設計集団一級建築士事務所 代表)

詳細、申込みもこちらから。www.mokucolle.com/

(編集長 多田君枝)