2月号の表紙にもなっている、
新潟・三条仏壇と現代芸術活動チーム、目【め】のみなさんによる「空壇プロジェクト」。

 

取材のためにあるお家に「空壇」を設置いただき、この撮影が実現しました。
少し引いてみるとこんな感じ。
ここだけの話ですが、
スタイリングにも目の南川憲二さん、荒神明香さんが協力くださっていて、
私たちは、このお家自体も目の作品のような、
不思議な感覚になりながら取材していました。
(目のファンの方なら、この感じわかっていただけますよね?)

撮影/清水 謙

 

時間が前後しますが、三条へは越後湯沢から現美新幹線に乗って行きました。
荒神さんの作品《reflectwo》が設置されている「世界最速」の美術館です。
外の景色がガラスに映り込み、車体の振動に合わせて作品も揺れるので、
「ここは新幹線のなかだ!」と頭ではわかっているのだけれど、いつもと全然違う。
こんなに落ち着いた、静かに興奮する乗車体験は初めてでした。
今年は越後妻有トリエンナーレも開催されるので、その道中などでぜひ!

ソファのような座席でゆっくり作品を鑑賞できます。

 

三条では、職人のみなさんの工房をまわりながらいろいろなお話をうかがいました。
もうずっと仏壇をつくり続けてこられた職人さんは
それぞれ個性豊かで、時間が足りない!
共通しているのは、みなさんが楽しそうなこと。
このチームワークの良さも「空壇」が実現した理由かもしれません。
どんな方々か……詳しくは誌面をご覧ください。
合間には、いろいろな雪吊りを見てわくわくしたり、
ソウルフードの焼肉やラーメンを食べたり、
お土産にルレクチェ(洋梨)を買ったり、すっかり三条を満喫。

金具師の石川仏壇店に伝わる型紙はハガキなどを再利用。「明治十五年」の文字があるものも。

 

取材にうかがったのは12月でしたが、その後の日本海側の大雪のニュースに、
何度も三条のみなさんのことを思い出し、心配していました。

 

そんななか、気になるお知らせが!

 

「空壇」がなんと3月7日から開催の「3331 ART FAIR」に出展するとのこと。
しかも、誌面に紹介したものとは違う、新しいかたちを発表! らしい。
私も会場に行くのが楽しみです。(詳しくはこちら

 

「3331 ART FAIR」には、ほかにもたくさんのアーティストが出展されます。
全館が舞台となるのは初めての試みだそうですよ。

(編集部 渡辺未央)