タイトル RCRアーキテクツ展 夢のジオグラフィー
日時 2019年1月24日(木)~3月24日(日)11:00-18:00 休館日:月曜・祝日
会場 TOTOギャラリー・間(東京都港区南青山1-24-3 TOTO乃木坂ビル3F)
料金 入場無料
電話番号 03-3402-1010
会場URL https://jp.toto.com/gallerma

スペインの建築スタジオ、RCRアーキテクツ(RCR Arquitectes)を紹介する展覧会。 RCRアーキテクツは、ラファエル・アランダ(1961年-)、カルマ・ピジェム(1962年-)、ラモン・ヴィラルタ(1960年-)の3人が、スペインのカタルーニャ地方オロットに1988年に設立した建築スタジオ。常に3人で対話を重ね、カタルーニャの土地に根差しながら詩情豊かな建築を生み出してきた。2008年に旧彫刻鋳造工場であった「バルベリ・スペース」へ拠点を移し、2013年にRCR BUNKA財団(日本語の「文化」に由来)を設立して以来、建築とランドスケープ、アートや文化と社会との関わりの促進に寄与する活動を続けている。
代表作として、《トゥッソル・バジル陸上競技場》(スペイン オロット、1991-2012年)、《ラ・リラ・シアター・パブリック・スペース》(スペイン リポイ、2011年)、《スーラージュ美術館」(フランス ロデーズ、2014年)、《ヴァールゼ・クローク・メディアテーク》(ベルギー ゲント、2017年)などがある。約30年に及ぶこれらの活動が評価され、2017年にはプリツカー建築賞として初めて3人同時に受賞。このほかにも2005年にカタルーニャ州政府による建築文化賞、2014年にフランス芸術文化勲章オフィシエを受賞するなど、国内外で多数の受賞歴をもつ。

本展ではRCRのこれまでの歩みに加え、「夢」をテーマに彼ら自身がカタルーニャ地方ガロッチャで進めている「ラ・ヴィラ」プロジェクトを紹介する。RCRは、広大な敷地に研究施設や工房、宿泊施設、パビリオンなどを配した「ラ・ヴィラ」において、人びとが集い、ともに学び、自然を空間として体感してもらうことで、知覚することそのものを学ぶ研究の場を実現を目指している。そのなかのひとつである「紙のパビリオン」にも本展ではスポットをあてる。「紙のパビリオン」は、RCRが長年にわたり影響を受けてきた日本文化との架け橋となるプロジェクトであり、奈良県吉野町の人びとと協力して、吉野の木材を用いながら、RCR独自の世界観を表現している。構造体の一部分や、吉野をめぐる旅を追ったドキュメンタリー映像、RCRの手によるドローイングなど多彩な展示を通じて、RCRアーキテクツが長い時間をかけて実現しようとしている「夢のジオグラフィー」の一端に触れる企画展。
関連イベントとして、会期初日に講演会(申し込み受付終了)のほか、TOTOギャラリー・間館長によるギャラリーツアー(無料、申し込み不要)も開催される。日時など詳細は会場ホームページ参照。

ヴァールゼ・クローク・メディアテーク (2017年)ベルギー、ゲント ©Hisao Suzuki



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