タイトル 吉田謙吉と12坪の家-劇的空間の秘密-
日時 2019年3月7日(木)~5月25日(土)10:00-18:00 休館日:水曜(5月1日を含む)
会場 LIXILギャラリー(東京都中央区京橋3-6-18 東京建物京橋ビル LIXIL:GINZA 2F )
料金 入場無料
電話番号 03-5250-6530
LIXILギャラリー http://www.livingculture.lixil/gallery/
詳細 http://www.livingculture.lixil/topics/gallery/g-1812/

「12坪の家」S=1/20模型(1949年建設当初のもの)
所蔵:塩澤珠江、制作:STUDIO 遊盡 撮影:佐治康生

吉田謙吉(1897-1982)は、舞台美術、装丁やタイポグラフィ、文筆業など、多彩なジャンルで活躍した作家。第二次世界大戦後の1949年、吉田が52歳のとき、現在の東京・麻布台に自ら設計して12坪の家を建てる。片流れの屋根に赤い板壁、窓周りの白がアクセントとしてかわいらしい、約40平米のこの家は、家族三人の住まいとしてスタートしたものだが、一般的な間取りにはないステージ(舞台)を内包するなど、アイデアとユーモアに溢れた独創的な居住空間であった。この「劇的空間」を解き明かすには、関東大震災直後に今和次郎(1888-1973)らと立ち上げたバラック装飾社、そこから発展して誕生した考現学、また築地小劇場を中心とした舞台美術家としての仕事や、店舗設計や住まいの提案など、吉田の多面的な活動を追っていくべきであろう。吉田は、震災や戦争など苦難の時代にあっても、自由で新しいまなざしを持ち、人を楽しませることが好きで、人生を楽しく謳歌することを望んだ。さまざまな活動のエッセンスとともに、彼独自のライフスタイルが「12坪の家」に満ちている。

本展は、「12坪の家」を基軸に、吉田謙吉が残した空間づくりに関わる数多くの記録や資料から、その劇的空間の秘密を探るとともに、彼の人となりをも浮き彫りにする。昨年12月から今年2月にかけて、大阪のLIXILギャラリーで開催された企画展の巡回展。
会期中、「12坪の家」に38年間居住した、吉田謙吉の長女・塩澤珠江氏(展覧会DMの右端に写っているのが珠江氏)と、「12坪の家」が解体される前にそのカケラを収集し、なおかつ謙吉の考現学ともつながりのある一木努氏を招いての対談イベントも開催される(申し込み方法など詳細はLIXILギャラリーホームページ参照)。

関連イベント
対談「12坪の家」をめぐる ~吉田謙吉の自由なまなざし」 2019年4月16日(火)18:30-20:00(18:00開場)
講師:塩澤珠江(「ギャラリー季の風」主宰、「吉田謙吉・資料編纂室」代表)、一木 努(歯科医師、建築破片収集家、路上観察学会会員)
会場:AGC Studio(東京都中央区京橋2-5-18 京橋創生館2F)
参加:無料
定員:80名(要予約、定員になり次第、受付締め切り)




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