タイトル 企画展 富本憲吉入門 ―彼はなぜ日本近代陶芸の巨匠なのか
日時 2019年6月29日(土)〜9月1日(日)9:00-17:00(入館は閉館30分前まで)
休館日:月曜(但し、7月15日と8月12日は開館)、7月16日(火)、8月13日(火)
会場 奈良県立美術館(奈良県奈良市登大路町 10-6)
料金 一般 400円、大学・高校生 250円、中・小学生 150円
※右の該当者は会期中無料で観覧可能:教職員に引率された奈良県内の小・中・高校及びこれに準ずる学校の児童・生徒/身体障がい者手帳・療育手帳・精神障がい者保健福祉手帳をお持ちの方と介助の方1人/65歳以上/ 外国人観光客、留学生
※毎週土曜日、小・中・高校およびこれに準ずる学校の児童・生徒は無料で観覧可能
電話番号 0742-23-3968、テレフォンサービス:0742-23-1700
会場URL http://www.pref.nara.jp/11842.htm

日本における陶芸の近代化を牽引した作家の一人、富本憲吉(とみもと・けんきち)の回顧展。富本芸術のいわば入門編として開催される。
富本は1886(明治19)年、現在の奈良県生駒郡安堵町の生まれ。東京美術学校(現・東京藝術大学)図案科で学んだ後、ロンドンに留学。帰国後に親交を結んだバーナード・リーチ(1887-1979)の影響で、1913(大正2)年に楽焼の制作を始め、ほぼ独学で陶芸の道を歩み始める。やがて、土焼・白磁・染付と多様な創作活動を展開し、色絵磁器へと作域を広げていく。その陶業は、独自の模様の探求、造形を通した美の表現、量産の試みといった課題に取り組んだ道のりでもあった。戦後は京都に拠点を構え、金銀を同時に焼き付ける色絵金銀彩の技法を完成させるなど、精力的に創作活動を続ける。1955(昭和30)年に「色絵磁器」で重要無形文化財技術保持者(いわゆる人間国宝)に認定、1961(昭和36)年には文化勲章を受章している。1963 (昭和38)年に77歳で逝去。
奈良県立美術館では開館以来、富本の展覧会を企画し、創作活動を取り上げてきた。本展では、富本の美の感性はいかにして育まれたのかを紐解き、改めて、富本が「日本近代陶芸の巨匠」と呼ばれるに至ったのかを辿る。出展総数は約160点、そのうち21点は、奈良県立美術館が昨年度に所蔵した富本作品の初披露となる。
会期中は、関連講演会や学芸員によるギャラリートーク、富本の生まれ故郷である安堵町による連携展示なども行われる。詳細は会場ホームページ参照。

「赤地金銀彩羊歯模様 蓋付飾壺(あかじきんぎんさいしだもよう ふたつきかざりつぼ)」 1953(昭和28)年
奈良県立美術館蔵



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