タイトル 椅子の神様 宮本茂紀の仕事
日時 2019年9月5日(木)~11月23日(土)10:00-18:00 休館日:水曜
会場 LIXILギャラリー(東京都中央区京橋3-6-18 東京建物京橋ビル LIXIL:GINZA 2F )
料金 入場無料
電話番号 03-5250-6530
会場URL http://www1.lixil.co.jp/gallery/
詳細 http://www.livingculture.lixil/topics/gallery/g-1906/

2019年4月にワイス・ワイスから発表された佐藤卓氏デザインのソファ《SPRING》。自然素材と伝統技術を用いた一生モノの家具をコンセプトにデザインされた。開発を担当した宮本茂紀氏による最初の試作品。
製作・所蔵:五反田製作所、撮影:尾鷲陽介

LIXILギャラリー(大阪会場)で今年6月から8月にかけて開催された企画展の東京巡回。椅子張り職人として、日本初の家具モデラーとして、現在も第一線で活躍する宮本茂紀の仕事を紹介する。
宮本は1937年に東京に生まれ、静岡県伊東市で育つ。江戸末期から明治にかけて現在の東京・新橋界隈で誕生したとされる「芝家具」の流れを汲む椅子張り職人として修行を積み、1966年に五反田製作所を創業した。欧州諸国で技術研修を受けるなどして研鑽を積み、帰国後は、カッシーナ、B&B、アルフレックスなど国内外トップブランドとライセンス契約を結んで日本国内での生産を担当する一方で、宮内庁からの依頼で迎賓館内の椅子や儀装馬車の修復、特注家具の製作なども手がけている。また、研修先のイタリアでデザイナーと対等に渡り合ってものづくりをするモデラーの仕事に触発されて「モデラー」を名乗り、梅田正徳、川上元美、喜多俊之、倉俣史朗、隈研吾、ザハ・ハディドといった、時代を代表する建築家・デザイナーがデザインした椅子の製造にも深く関与している。
本展では、モデラーの仕事、修復や自ら手がける椅子開発を含む椅子張り職人の仕事、次世代を育てる仕事の3つに分類し、それぞれの数例を試作開発の具体的な取り組み方とともに紹介し、宮本がこれまで携わってきた仕事を展覧する。ひとつの椅子が完成するまでに、職人の熟考や判断、技術の痕跡などをそれらの中に垣間見る。
会期中の10月15日には、「家具を考える・意匠と機能をつなぐもの」と題して、デザイナーの川上元美と宮本との対談イベントも開催される(会場、聴講方法など詳細はホームページ参照)。

Fluffy Chairの試作。札幌にかつてあったイタリアンレストラン&バー「北倶楽部ムーンスーン」のため、内装を手がけた建築家ザハ・ハディド氏による椅子。W480×D530×H700(SH445) デザイン:ザハ・ハディド・アーキテクツ、 製作・所蔵:五反田製作所グループ、撮影:尾鷲陽介



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