タイトル 館蔵ミニチュア展 小さなものの大きな魅力
日時 2019年9月7日(土)~12月1日(日)10:00-18:00(入館は17:30まで)
休館日:月曜(但し9月16日、9月23日、10月14日、11月4日は開館して翌火曜休館)、9月17日(火)、9月24日(火)、10月15日(火)、11月5日(火)
会場 たばこと塩の博物館(東京都墨田区横川1丁目16-3)
料金 一般・大学生 100円、小・中・高校生 50円、満65才以上 50円(要証明書)
電話番号 03-3622-8801(代表)
会場URL https://www.jti.co.jp/Culture/museum/index.html

中田實コレクション 小林礫斎制作のミニチュア
ガラスをはめた象牙のケースに象牙の人形やコマ、印籠などが収められている。

たばこと塩の博物館は、驚くほど精巧な人形やコマ、箪笥など、明治から戦前にかけて制作された貴重なミニチュア作品のコレクションを有する。核となるのが、オーダーメイドのミニチュア約800点から成る「中田實コレクション」と、江戸玩具や暮らしの道具、郷土玩具、人形などのミニチュア約600点から成る「倉田コレクション」で、同館ではこれまで4回にわたって「ミニチュア展」を開催している。渋谷から現在の墨田区横川に移転・リニューアルオープンして以降は初となる本展では、同館のミニチュアコレクション約1,500点が一堂に公開される。
展示の半数以上を占める「中田實コレクション」は、動物の牙を細工する牙彫(げぼり)職人・小林礫斎(こばやし れきさい 1884-1959)の作品を数多く含む。礫斎は根付やたばこ盆、たばこ入れなどの袋物の制作で若い頃から才能を発揮していたが、大正の終わり頃からミニチュアを制作するようになった。この背景には、日本人の装いが和から洋へと変わり、代々受け継いできた仕事の需要が減ったことがある。さらに、茶人の家に育った中田實(1875-1946)との出会いを機に、中田の求めに応じてより小さくより精巧な「ミニチュア」を制作するようになる。やがて礫斎は中田と共に、単なるミニチュア玩具の域を超えた極小の美術工芸作品を数多く生み出し、礫斎はそれらを「繊巧美術(あるいは工芸)」と称した。
本展では、それぞれのコレクションの特徴や収集の経緯なども紹介しながら、作り手の技術やアイディアとあわせて、収集家の熱意や愛情も伝える。また、本展に関連して、「礫斎とミニチュア ~その技巧と仕掛け~」と題した講演会なども開催される(詳細は会場ホームページ参照)。

倉田コレクション 調度などのミニチュア



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