タイトル 福田美術館 開館記念 福美コレクション展
日時 [Ⅰ期] 2019年10月1日(火)~11月18日(月)
[Ⅱ期] 11月20日(水)~2020年1月13日(月・祝)
10:00-17:00(最終入館16:30まで)
休館日:火曜(但し、開館日の10月1日を除く。月曜が祝日の場合は翌火曜休館)、展示替期間、12月30日(月)〜2020年1月1日(水)
会場 福田美術館(京都市右京区嵯峨天竜寺芒ノ馬場町3-16)
料金 一般・大学生 1,300円、高校生 700円、小中学生 400円、幼児無料
※障がい者と介添人1名まで 700円
電話番号 075-863-0606
会場URL https://fukuda-art-museum.jp

嵐山・渡月橋のほど近くに建つ福田美術館(画面左側、桂川の左岸)

2019年10月、京都市右京区嵯峨(嵐山)に、福田美術館が開館する。同館は、京都出身の実業家福田吉孝が収集したコレクションから成る。江戸時代から近代にかけて活躍した主だった日本画家の作品など約1,500点を所蔵し、今後の企画展などで展示していく予定。
立地は嵐山の渡月橋に近い大堰川(桂川)のほとり。伝統的な京町家のエッセンスを踏まえつつ、これからの100年のスタンダードとなるような新しい日本建築を志向して建てられた(設計:安田幸一/安田アトリエ主宰)。縁側のような廊下、網代文様から着想されたパターンで装飾された壁面ガラス、「蔵」をイメージした展示室など、館内の随所に日本的な意匠が散りばめられており、カフェからは、大きな水盤が設けられた庭の向こうに、渡月橋と嵐山の景観を一望できる。
展示室内のガラスケースには、世界最高の技術を持つことで知られるドイツのグラスバウハーン社に特注した、高透過率92%でかつ継ぎ目の少ないガラスを使用。展示室の照明も、作品の保護と、収蔵品の多くを占める日本画を鑑賞するために理想的とされる光を最新のライティング技術によって実現している。

嵐山を映し出す「水鏡」となる大きな水盤

開館を記念して開催される本展では、福田コレクションの中から約80点の優品を選りすぐり、前半のI期と後半のII期に分けて展示する。福田コレクションは、京都画壇の作品収集に特に力を入れており、琳派、円山四条派から京都画壇への流れを総覧できる。本展においても、尾形光琳、俵屋宗達、与謝蕪村、円山応挙、伊藤若冲ら江戸時代に活躍した絵師たちの作品をはじめ、戦前の京都画壇を代表する竹内栖鳳、上村松園といった近代の作家の優品に加えて、横山大観、「炎舞」で知られる速水御舟の作品や、竹久夢二(1884-1934)の国内有数のコレクションからもいくつか出品される。狩野探幽の「雲龍図」は今回が本邦初公開、橋本関雪「後醍醐帝」はおよそ100年ぶりの公開となり、そのほかにもこれまで幻とされた作品が多数披露される。

横山大観「富士図」
屏風 6曲1双 紙本着色金泥(各171.5×386.2)1945年頃



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