タイトル 「モダンデザインが結ぶ暮らしの夢」展
日時 2020年1月11日(土)~3月22日(日)10:00-18:00(但し、2月7日[金]、3月6日[金]は夜間開館のため20:00まで。入館は各日とも閉館30分前まで) 休館日: 水曜
特記.新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、2月29日(土)から3月15日(日)まで臨時休館
会場 パナソニック汐留美術館(東京都港区東新橋1-5-1 パナソニック東京汐留ビル4F)
料金 一般 800円、65歳以上 700円、大学生 600円、中・高校生 400円、小学生以下無料 障がい者手帳をご提示の方、および付添者1名まで入館無料
※2月13日以降は前期の半券提示で100円割引あり
電話番号 03-5777-8600(ハローダイヤル)
会場URL https://panasonic.co.jp/ls/museum/

本展で主にスポットをあてるのは7名、5つの章立てにその名が記されている。

第1章 ブルーノ・タウトと井上房一郎たち 「ミラテス」を中心に
第2章 アントニン&ノエミ・レーモンド
第3章 剣持勇の「ジャパニーズ・モダン」
第4章 ジョージ・ナカシマと讃岐民具連
第5章 イサム・ノグチの「萬來舎」とあかり

この7名の間にはそれぞれ関係性があり、概略すると、若き日の剣持勇(1912-1971)にデザインの手ほどきをしたのがブルーノ・タウト(1880-1938)であり、剣持はのちにイサム・ノグチ(1904-1988)に「あかりシリーズ」の制作の場を提供している。井上房一郎(1898-1993)は高崎の実業家で文化のパトロンも担い、タウトがデザインした生活用品を二人の名をつけたブランドから販売して、社会への浸透を計った。現在の麻布にあった井上の自邸を設計したのがアントニン・レーモンド(1888-1976)で、ジョージ・ナカシマ(1905-90)はレーモンド事務所在籍時に聖ポール教会(現軽井沢聖パウロカトリック教会)の現場担当者を務め、教会椅子もデザインしている。ノエミ・レーモンド(1889-1980)はインテリアデザイナーで、夫のアントニンとも協働した。ナカシマとはレーモンド事務所の同僚である。

ブルーノ・タウト「旧日向別邸」1936年、撮影:斎藤さだむ

会場には、1930年代から戦後の1960年代にかけて、前述の7名が制作した家具やプロダクツ、建築空間の写真や図面、関連する資料などが一堂に会する(総数約160点、前後期で展示替えあり)。読みごたえのある解説文とあわせて、日本の製造業が本格的な大量生産に向かう時代を背景に、井上や剣持ら作り手たちが、タウトも絶賛した日本の職人の繊細な手わざや、古来からある独特の美を、機械的で直線的な美を取り入れて世界中で隆盛していたモダンデザインの中にどのように表現しようとしていたのか、苦心と革新が入り混じった変遷を辿ることができる。タウトやレーモンド夫妻、ノグチの作品や、残された日記や手紙などからは、日本へのまなざし、日本文化から受けた影響なども見えてくる。彼らは共に、人々の生活を豊かにする理想のデザインと美を、それぞれの仕事の先に思い描いていた。
7人の相関図を広げれば、建築家の丹下健三や谷口吉郎、画家の猪熊弦一郎、工芸家らとの接点も見えてくる。人と人とのつながり、大きく遡れば異文化との交流が生み出したもの、後世に与えた影響の大きさを再確認できる企画展である。
本展は、高崎市美術館(会期:2019年2月2日〜3月31日)、東北歴史博物館(2019年7月13日〜9月1日)でも開催され、東京では一部展示品を変更して開催される。会期中は、講演会やギャラリートークなどの関連イベントも開催される(詳細はホームページ参照)。

注.会期中、一部展示替えあり(前期:1月11日〜2月11日、後期:2月13日〜3月22日)

剣持勇《柏戸椅子T-7165》1961年、松戸市教育委員会蔵

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この展覧会のペアチケットを抽選で5組10名様にプレゼントいたします。
住所、氏名、年齢、コンフォルトの感想を明記の上、下記メールアドレスまでお申し込みください。
info@confortmag.net
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応募締切は2020年2月17日(月)。ご応募をお待ちしております。




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