No.171 インテリアには木を使いたい
これまで重宝されてきたのは、節や割れ、黒ずみなどの欠点がなく、木目が端正で、質が揃う木材でした。その基本は引き継がれていますが、いま、注目が集まるのは、植物として育ってきた自然の風景が見えてくるようなひとつひとつに個性のある木材です。持続可能な世界を実現しようという国際的な潮流を受けて、どこで産出された木なのか、環境に負荷を与えていないか、といったことにも配慮が必要とされるようになりました。なにより木がそばにある空間は、人をほっとさせます。多種多様な木材の物語を知り、内装材や家具など、暮らしのなかで使う。そのことが、森にとっても人々にとっても、求められています。
Back Number