「みんなの家」は、2011年3月11日に発生した東日本大震災によって被災した地域で16棟、2016年4月に発生した熊本地震によって被災した地域では100棟余りが建設された。それらの多くは、仮設住宅団地の人々のコミュニティの場などに利用されたが、役目を終えて解体されたものや、移設され、再利用されている場合もある。
東日本大震災から10年、熊本地震からは5年が過ぎた今、「みんなの家」とはいったい何だったのか? 今後どのような可能性を秘めているのか? これらについて話し合い、共有するシンポジウムが、熊本と東北をオンラインで結んで開催される。伊東豊雄氏ら建築家約20名が登壇。
information
「みんなの家シンポジウム」
開催日時:2022年1月23日(日)14:00-17:00(2部制)
1部「みんなの家って何だろう」
14:00-16:00
2部「新しいみんなの家をつくろう」
16:00-17:00
リアル会場(以下の2カ所)
東北会場:せんだいメディアテーク 1階オープンスクエア(宮城県仙台市青葉区春日町2-1)
定員:約80名
熊本会場:ホテル熊本テルサ 1階テルサホール(熊本県熊本市中央区水前寺公園28-51)
定員:約100名
サテライト会場(オンライン中継のみ、下記2会場での聴講は不可)
東北:新浜のみんなの家、相馬こどものみんなの家
熊本:益城町木山のみんなの家、大津町高尾野のみんなの家、西原村袴野集会所
登壇者:
せんだいメディアテーク会場:伊東豊雄、山本理顕、柳澤 潤、大西麻貴、百田有希、近藤哲雄、妹島和世
東北サテライト会場:アストリッド・クライン、マーク・ダイサム、久山幸成、古林豊彦
ホテル熊本テルサ会場:桂 英昭、末廣香織、曽我部昌史、塚本由晴、岡野道子
サテライト会場:内田文雄、西山英夫、千葉 学、山室昌敬
参加費:無料
参加・聴講方法:要申込(本会場・オンライン共に要 / 定員に達し次第、締切)
※本会場では新型コロナウイルス感染症対策を実施
申込受付:
東北会場
http://www.home-for-all.org/symposium
※申込期限:2022年1月22日(土)17:00(定員に達し次第、締切)
熊本会場
https://rmp.co.jp/oubo
主催:NPO法人HOME-FOR-ALL、熊本県・熊本アートポリス建築展2021実行委員会
共催:仙台市、せんだいメディアテーク(公益財団法人仙台市市民文化事業団)
NPO法人HOME-FOR-ALL 公式Webサイト
http://www.home-for-all.org/about