2021年11月に青森県八戸市（はちのへし）に、西澤徹夫建築事務所・タカバンスタジオ設計共同体の設計により、「（仮称）八戸市新美術館」が開館する。この開館に連動して、新しい美術館を合わせて県内5つとなる美術館（青森県立美術館 / 青森公立大学国際芸術センター青森 / 弘前れんが倉庫美術館 / 十和田市現代美術館 /（仮称）八戸市新美術館）が連携し、青森県の魅力を国内外に発進する「青森県5館連携プロジェクト」が立ち上がっており、このほど関連トークイベントが開催される。
このプロジェクト「AOMORI GOKAN」では、アート県・圏「青森」を目指し、有識者によるアートフォーラムの開催や、共通テーマの企画などを予定。5つの美術館が連携し、各美術館がそれぞれに持っている魅力を、その地域としての魅力に発展させ、国内外に発信していくことで、地元・地域の振興に貢献していく（運営：青森アートミュージアム5館連携協議会）。
今回開催されるトークイベントでは、森美術館前館長の南條史生氏が基調講演を行い、後半（2部）では、各美術館の館長らが登壇（一部は収録済み、録画での配信）。アート、観光、地域創生分野の専門家も交えて、「新しい時代のアートの未来を考える」をテーマに、社会の活力を高めるアートのチカラと、アート県「青森」の未来について考察する。
プロジェクトロゴ デザイン：野間真吾
なお、本イベントは、昨年10月に開催を予定していたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、開催が順延となっていた。今般の諸事情により、オンラインにて開催される。
information
青森アートミュージアム5館連携トークイベント「アート県/圏『青森』の挑戦！！」
開催日時：2021年2月27日（土）13:30-15:30
会場：オンライン（YouTubeにて配信）
内容：
1部 基調講演「新しい時代のアートの未来」
講師：南條史生（エヌ・アンド・エー代表取締役）
2部 青森アートミュージアム5館連携協議会の紹介
杉本康雄（青森県美術館館長）
八桁幸男（国際芸術センター青森 公立大学法人青森公立大学理事長）
鷲田めるろ（十和田市現代美術館館長）
三上雅通（弘前れんが倉庫美術館館長）
佐藤慎也（八戸市美術館館長）
3部 トークセッション「新世紀に生まれた美術館、“アートの力”を考える」
・青森県五館連携 杉本館長
・青森県五館連携 鷲田館長
・パネラー 南條史生
・パネラー 大川朝子（昭文社 ことりっぷ担当）
・モデレーター 木ノ下智恵子（大阪大学共創機構社学共創部門 准教授）
配信チャンネル（AOMORI GOKAN YouTube公式）
https://www.youtube.com/channel/UCBD-k_J0M_CWqE9rfD5rthg
「5館が五感を刺激する―AOMORI GOKAN」ティザーサイト
http://aomorigokan.com/
