8/5(月)藤本壮介×腰原幹雄 特別講演会「木造建築の未来」WHAT MUSEUMにて開催

東京・天王洲にあるWHAT MUSEUM(ワットミュージアム)にて開催中の企画展「感覚する構造 – 法隆寺から宇宙まで –」に関連して、建築家の藤本壮介氏と構造家の腰原幹雄氏による特別講演会「木造建築の未来」が8月5日に開催される。

本展は、展示替えを挟み、昨年9月30日から今年8月25日まで開催される企画展「感覚する構造」の後期展。今年2月まで開催された前期展「感覚する構造 – 力の流れをデザインする建築構造の世界-」に引き続いて、建築の骨組みを創造してきた「構造デザイン」に焦点をあてているのが大きな特徴。後期展では、A「伝統建築と木造の未来」、B「次世代を担う構造家たち」、C「構造デザインの展開」、D「宇宙空間へ」の4つのテーマで構成され、構造デザインの今後の可能性と広がりについてわかりやすく提示している。このうち、A「伝統建築と木造の未来」の展示では、木材を用いた建築作品とその構造を特集。藤本壮介氏が会場デザインプロデューサーを務めている2025年日本国際博覧会(2025年大阪・関西万博)のシンボルともいえる《大阪・関西万博 大屋根リング》の全体模型と部分模型のほか、さまざまなプロジェクトの構造模型や写真などが展示されている。

WHAT MUSEUM「感覚する構造- 法隆寺から宇宙まで -」展示風景
「感覚する構造- 法隆寺から宇宙まで -」展示風景 photo by ToLoLo Studio

今回のトークイベントでは、《大阪・関西万博 大屋根リング》の設計に携わっている藤本氏と、木造建築の可能性を構造の視点から研究し、エンジニアとして構造設計も手掛ける腰原幹雄氏をゲストに招き、歴史的な背景をふまえた木造建築の未来について、それぞれの立場から語られる予定。

特別講演会「木造建築の未来」

information

特別講演会「木造建築の未来」
日時:2024年8月5日(月)10:00-12:00
※ 会場受付時間 9:15-9:45(来場者は9:45までに受付を終了すること)
登壇者:藤本壮介(建築家、藤本壮介建築設計事務所代表)、腰原幹雄(構造家、東京大学生産技術研究所教授、NPO team Timberize 理事)
参加費:一般 2,500円、大学生/専門学生 1,800円、高校生以下 1,000円
※「感覚する構造 – 法隆寺から宇宙まで -」の展覧会鑑賞チケット付き
※ 本トークイベントのチケット予約はWHAT MUSEUM会員登録(登録無料)が必要
定員:200名(事前申込制・先着順)
会場:WHAT MUSEUM(東京都品川区東品川2-6-10 寺田倉庫G号)
主催:WHAT MUSEUM
企画:WHAT MUSEUM、建築倉庫

申込受付・イベント詳細
https://what.warehouseofart.org/events/sense-of-structure_second-term_event4

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