ドイツに開校した造形芸術学校「バウハウス」の設立から100年を迎える今年、当時の教えと学びの実践に迫る展覧会などさまざまなイベントが日本各地で開催されている。当イベントも、バウハウス100周年を祝うもの。「バウハウス100年映画祭」と題して、東京・渋谷のユーロスペースをはじめ各地の劇場において、バウハウスに関するドキュメンタリー作品6本が4つのプログラムで上映される(配給:トレノバ、協力:ゲーテ・インスティトゥート東京、後援:在日本スイス大使館、バウハウス100周年委員会、German Films)。
全国11都市以上での上映を予定。最新の情報は「バウハウス100年映画祭」公式ホームページ、公式Twitter、公式facebookで逐次発表。劇場ごとにトークショーなどの関連イベントも開催される。
上映作品(カッコ内は原題)*全作品、日本語字幕付
Program A『バウハウス 原形と神話』(Bauhaus – Modell und Mythos)
1999・2009/ドイツ/103分
監督:ニールス・ボルブリンカー、ケルスティン・シュトゥッテルハイム
出演:ヴァルター・グロピウス、ヴォルフ・ヒルデブラント、ゲルトルート・アルント、フーベルト・ホフマン、ピウス・パール
Program B『バウハウス・スピリット』(Vom Bauen der Zukunft – 100 Jahre Bauhaus)
2018/ドイツ/52分
監督:ニールス・ボルブリンカー、トーマス・ティエルシュ
出演:トルステン・ブルーメ、ローザン・ボッシュ、アルフレード・ブリレンブール、シュテファン・コヴァツ、フーベルト・クルンプナー
Program B『バウハウスの女性たち』(Bauhausfrauen)
2019/ドイツ/44分
監督:ズザンネ・ラデルホーフ
出演:エリザベス・オットー、テレジア・エンツェンスベルガー、モニカ・シュタードラー、パトリック・レスラー、アーニャ・バウムホーフ、エレーナ・マカロワ
Program C『ミース・オン・シーン』(MIES ON SCENE)
2018/スペイン/58分
監督:ペップ・マルティン、シャビ・カンプレシオス
出演:ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエ、フリッツ・ノイマイヤー、エドゥアルド・メンドーサ、バリー・バーグドール、オリオル・ボイーガス
Program C『ファグスーグロピウスと近代建築の胎動』(Fagus- Walter Gropius und die Fabrik der Moderne)
2011/ドイツ/27分
監督:ニールス・ボルブリンカー
出演:アンネマリー・イエギ、エルンスト・グレーテン、ヴァルター・シャーパー、エピファニオ・ディ・ロレンツォ
Program D『マックス・ビルー絶対的な視点』(Max Bill – das absolute Augenmaß)
2008/スイス/94分
監督:エーリヒ・シュミット
出演:マックス・ビル、アンゲラ・トーマス、ゴットフリート・ホーネッガー、イニャツィオ・シローネ、ヤコブ・ビル、エルンスト・シャイデッガー