2019年5月11日から11月24日にかけてイタリアで開催された、第58回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展の日本館展示「Cosmo-Eggs|宇宙の卵」(国際交流基金主催)の帰国展。
ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展は、イタリア、ヴェネチアの各所を会場とし、2年に一度開催される現代美術の国際展。1895年から120年以上の歴史を重ね、今なお大きな影響力を持っている。ヴェネチア・ビエンナーレの日本館は、石橋財団の創設者である石橋正二郎氏(1889-1976)が建設寄贈、1956年に開館した。そのような歴史的つながりから、2020年1月よりブリジストン美術館改めアーティゾン美術館となっている会場での帰国展が実現した。
キュレーター:服部浩之(秋田公立美術大学大学院准教授)
アーティスト:下道基行(美術家)、安野太郎(作曲家)、石倉敏明(人類学者、秋田公立美術大学准教授)、能作文徳(建築家、東京電機大学准教授)
「Cosmo-Eggs|宇宙の卵」は、キュレーターの服部浩之を中心に、美術家、作曲家、人類学者、建築家という4つの異なる専門分野のアーティストが協働し、人間同士や人間と非人間の「共存」「共生」をテーマに構成された。本展は、ヴェネチアでの展示をもとに、アーティゾン美術館の展示室にあわせて再構成するもの。映像・音楽・言葉・空間の4つの要素が共存するインスタレーションに、ドキュメントやアーカイブなどの新たな要素が加えられている。
本展は4月18日から6月21日にかけて開催される予定のところ、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の感染予防・拡散防止のため、会場のアーティゾン美術館が臨時休館に入ったのに伴い、会期が変更となっている。土曜講座「アーティスト・トーク」も当面の間、開催なし。再開が決まり次第、同館ホームページで発表される。
このほか、入館に関する注意事項や開館状況など、最新の情報についても、会場ホームページ、公式Twitterなどを参照のこと。
Information
タイトル | 第58回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館展示帰国展 |
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日時 | 2020年6月23日(火)〜10月25日(日) 10:00-18:00(入館は閉館30分前まで) 休館日: 月曜(8月10日、9月21日は開館)、8月11日、9月23日 |
会場 | アーティゾン美術館(京都中央区京橋1-7-2 ミュージ アムタワー京橋 4-6階)5階展示室 |
料金 | 会場ホームページ 料金案内 参照 |
電話番号 | 03-5777-8600(ハローダイヤル) |
会場URL | https://www.artizon.museum |
会場公式Twitter | https://twitter.com/artizonmuseumJP |
本展スペシャルサイト | https://www.artizon.museum/exhibition_sp/cosmo_eggs/ |