アートギャラリー・三菱地所アルティアムは、三菱地所の文化支援事業の一環として、商業施設・イムズとともに1989年4月12日に開館。施設名称は、気軽にアートを楽しむことができるスタジアムのような親しみやすいギャラリーを目指して「アルティアム(ARTIUM)」と命名された。
開館以来、”時代の新しい表現”を紹介する場所として、美術、デザイン、建築、文学、映画、演劇、ファッション、食など、幅広いジャンルの展覧会を開催してきた。とりわけ、現代美術においては、中堅作家の個展や地元作家の紹介に注力し、32年間にわたり、福岡の文化発信拠点のひとつとして意欲的な企画を開催してきたが、本展をもってその歴史に幕を閉じ、閉館する。
塩田千春《DNAからの対話》2004年 日本美術技術博物館(ポーランド・クラクフ)
Photo by Sunhi Mang
© Chiharu Shiota and JASPAR, Tokyo, 2021
本展は、これまでアルティアムで展示を行い、さらなる活躍を続ける7人の作家(塩田千春、淺井裕介、潘 逸舟、津田 直、山内光枝、鹿児島 睦、最果 タヒ)によるグループ展。幅広いジャンルの表現をもって、これまでのアルティアムの活動を振り返る。
本展メインビジュアル
information
絶望を覆すことができない恋を正義とせよ、きみが、死んでも残る花。
出品作家:塩田千春、淺井裕介、潘 逸舟、津田 直、山内光枝、鹿児島 睦、最果 タヒ
会期:2021年7月14日(水)〜8月31日(火)/ 会期中休館日なし
営業時間:10:00-20:00(最終日8月31日は19:00まで)
会場:三菱地所アルティアム(福岡県福岡市中央区天神1-7-11 イムズ8F)
TEL:092-733-2050(10:00-20:00)
観覧料:一般 400円、学生 300円、高校生以下・障がい者とその介護者1名まで無料 / 再入場可
作家プロフィール・展覧会詳細
http://artium.jp/exhibition/2021/21-03-the-last-exhibition/