8月3日掲載の編集部レポート(FROM EDITORS)「まさゆめ」を見た日にて、イベント開催当日の様子を伝えた、現代アートチーム目[mé]によるプロジェクト《まさゆめ》の、これまでを振り返る「顔報告会」が、会期最終日の9月5日にオンラインでライブ配信される。
《まさゆめ》プロジェクトは、年齢、性別、国籍を問わず、世界中の人々から「顔」を募集し、選ばれた実在する1人の顔を、巨大な「誰かの顔」として東京の空に浮かべるというもの。現代アートチーム目[mé]が東京都内で行う、初の大規模プロジェクトであり、文化プログラム「Tokyo Tokyo FESTIVAL スペシャル13」の1つとして実施された(主催:東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京)
目[mé]《まさゆめ》 2019-2021, Tokyo Tokyo FESTIVAL スペシャル13
撮影:金田幸三
巨大な「誰かの顔」は、2021年7月16日に代々木公園で第一回が実施され(上の画)、続く8月13日には隅田公園にて2回目が実施された。アーティストがこの作品に込めた、「出会った方それぞれの主体的な体験として作品を届けたい」というコンセプトを反映し、浮上日時や場所を事前に大々的に公表していないのが大きな特徴。
「顔報告会」では、浮上まで約3年をかけたプロジェクトについて、目[mé]のメンバーであるアーティストの荒神明香、ディレクターの南川憲二、インストーラーの増井宏文の三氏ほかが出席し、これまでの活動の軌跡を振り返る。
現代アートチーム目 [mé]メンバー(左から、南川憲二、荒神明香、増井宏文) 撮影:津島岳央
information
プロジェクトを振り返る「顔報告会」
日時(予定):2021年9月5日(日)14:00-17:00
出演:目 [mé] 荒神明香(アーティスト)、南川憲二(ディレクター)、増井宏文(インストーラー)、ほか
会場:オンライン
配信方法:《まさゆめ》公式YouTubeチャンネルにてライブ配信(アーカイブ配信なし)
配信URL:https://bit.ly/3qQpl1u
料金:無料(予約不要、但し、視聴にかかる通信料は視聴者負担)
主催:東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京
企画:目[mé]
協力:P3 art and environment
「Tokyo Tokyo FESTIVALスペシャル13」詳細
https://ttf-koubo.jp/
《まさゆめ》プロジェクト公式WEBサイト
https://masayume.mouthplustwo.me