日本建築家協会(JIA)関東甲信越支部デザイン部会の主催による、「建築コンペとは何か」と題したトークイベントがオンラインで開催される。聴講は無料・登録制(定員80名。申込多数の場合は先着順)
開催主旨:建築設計コンペはこれまで、歴史に残る多くの建築を生み出してきました。しかし、2013~15年にまき起こった新国立競技場計画をめぐる騒動は、コンペを含む、建築界が繰り返してきた形式の設計プロセスが、社会と建築とのコミュニケーション基盤として適切に機能するものではなくなってしまっているという問題を浮き彫りにしました。その顛末の一応の区切りともいえる東京オリンピック・パラリンピックを終えたこのタイミングで、日本においてはもはやその存在意義が揺らいでいる「建築コンペ」の話題を起点に、これからの建築と社会とのコミュニケーション、建築設計という職能の可能性について、公開ディスカッションを行います。
『みんなの建築コンペ論—新国立競技場問題をこえて』(2020年)の著者2名をモデレーターとし、さまざまな形でコンペ、建築、都市と関わるゲスト・パネリストが登壇します。
出演者:塩崎太伸(建築家、アトリエコ共同主宰、東京工業大学准教授)、川勝真一(RAD(Research for Architectural Domain)ディレクター)、津川恵理(建築家、ALTEMY代表)、倉方俊輔(建築史家、大阪市立大学、JIA近畿支部副支部長)、山本想太郎(建築家、JIA関東甲信越支部デザイン部会長)
開催概要:
日時:2021年10月21日(木)18:30-20:30
形式:オンライン(Zoomウェビナー / Zoomアプリのインストールが必要)
※事前登録者に対し、後日メールにて参加方法を通知
参加費:無料
参加方法:事前申込制(定員80名。申込多数の場合は先着順)
※公開シンポジウムにつき、JIA会員以外でも誰でも参加可能
※継続技能研修(CPD)認定プログラムID:00377754(2単位)
主催:日本建築家協会(JIA)関東甲信越支部デザイン部会
助成:NPO法人建築家教育推進機構
イベント詳細・申込受付
http://atyam.net/jia.html