山梨県は、縄文文化が発展した全国でも有数の地域である。県内の遺跡からは、数多くの土器や土偶が発掘されており、それらは極めて優れた造形美を有しているものの、これまでは考古学的な切り口での紹介にとどまり、美術的視点から語られることは少なかった。本展では、山梨県立考古博物館をはじめとする県内各所に所蔵されている代表的な土器や土偶を一堂に会し、写真家の小川忠博(1942-)によって撮影された、これまでとは異なる新たな視点による写真で縄文文化を紹介する。最終章では、実物のまわりをぐるりと写真を展開して展示することで、縄文土器の新たな魅力と美術的価値を再発見することを試みる。
重要文化財 《深鉢形土器》 殿林遺跡 山梨県立考古博物館蔵
《深鉢形土器(人体文土器)[山梨県立考古博物館蔵] 展開写真》
展示構成
プロローグ THE”JOMON”
第1章 KAWAII
第2章 UTSUKUSHII
第3章 KAKKOII
エピローグ 展開された”JOMON”
information
縄文―JOMON―展
会期:2022年9月10日(土)~11月6日(日)
会場:山梨県立美術館 特別展示室(山梨県甲府市貢川1-4-27)
開館時間:9:00-17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜(9月19日、10月10日は開館)、10月11日(火)
観覧料:一般 1,000円、大学生 500円
※高校生以下は無料(高校生は生徒手帳の持参要)、県内65歳以上は無料(健康保険証など持参要)
主催:山梨県立美術館、山梨日日新聞社・山梨放送
※展覧会および会期中に予定している各イベントは、延期または中止になる場合あり(変更内容は美術館ホームページにて随時発表)
※混雑状況により入場制限を実施する場合あり
山梨県立美術館 外観(本館設計:前川國男)
山梨県立美術館ホームページ
https://www.art-museum.pref.yamanashi.jp/
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info[@]confortmag.net
応募締切:2022年10月17日(月)
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