日本民藝館「生誕100年 柚木沙弥郎展」

1922年10月に東京・田端で生まれた染色家の柚木沙弥郎(ゆのき さみろう)。染を中心に、ガラス絵、版画、肉筆、絵本など、今なお新たな表現への取り組みを継続し、その創作意欲はとどまることがない。
柚木作品の特質は、なんといっても、無垢な模様と澄んだ色彩といえる。それは、古い工芸品やプリミティブな造形とも共鳴するみずみずしい生気を放ち、見る者に感動や喜びをもたらず。

生誕100年 柚木沙弥郎展
型染魚文布(部分) 1950年代 木綿

本展の会場・日本民藝館が所蔵する柚木の染色作品は、創設者である柳宗悦(1889-1961)が収めた型染や注染をはじめ、作者寄贈の代表作約40点なども含み、型染ポスターを併せると130点を超える、国内屈指のコレクションを形成している。柚木の生誕100年を記念する本展では、初期の作品から近作に至る染色コレクションを展示すると共に、同館が収蔵する古作と併陳し、時代・産地・手法の異なるもの同士ののコラボレーションを試みた展示もおこなわれる。

生誕100年 柚木沙弥郎展

information

「生誕100年 柚木沙弥郎展」
会期:2023年1月13日(金)〜4月2日(日)
会場:日本民藝館(東京都目黒区駒場4-3-33)
開場時間:10:00-17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜
入館料:一般 1,200円、大高生 700円、中小生 200 円、
※会期中の西館公開日(旧柳宗悦邸):第2水曜、第2土曜、第3水曜、第3土曜(開館時間 10:00-16:30、入館は16:00まで)
※スケジュールは今後変更される場合あり(ホームページにて告知)
問合せTEL:03-3467-4527

日本民藝館ホームページ
https://www.mingeikan.or.jp/

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