東京オペラシティ アートギャラリー「野又 穫 Continuum 想像の語彙」

東京オペラシティ アートギャラリーにて、美術家の野又 穫(のまた みのる|1955-)の展覧会が開催されている。会期は9月24日まで。

東京オペラシティ アートギャラリー「野又 穫 Continuum 想像の語彙」
左:《Still-25 静かな庭園 25》 1986年 アクリル絵具、キャンバス 72.7×91.9cm 作家蔵
右:《Arcadia-24 永遠の風景 24》 1988年 アクリル絵具、キャンバス 91.0×60.6cm 東京オペラシティ アートギャラリー蔵 photo: 早川宏一

東京オペラシティ アートギャラリー「野又 穫 Continuum 想像の語彙」
《Windscape-20 風見の地 20》 1997年 アクリル絵具、キャンバス 97.4×227.6cm 東京オペラシティ アートギャラリー蔵 photo: 髙橋健治
右:《Eastbound-23 東方へ 23》 1999年 アクリル絵具、キャンバス 130.5×97.2cm 東京オペラシティ アートギャラリー蔵 photo: 髙橋健治

目の前に広がる見知らぬ風景に、不思議な構築物がそびえ立つ。現実の風景ではないのに、どこか懐かしさを感じさせる野又の絵画は、架空の光景という一言では片付けることのできない、現実と地続きにある非現実とでもいうべき独特の世界を見る者に提示する。
野又は、東京藝術大学でデザインを学んだ後、広告代理店のアートディレクターとして勤務するかたわらで絵画制作に取り組み、作家として本格的にデビューしたのは30歳を過ぎてからという、異色の経歴の持ち主。本展の会場であるアートギャラリーの中核である「寺田コレクション」を形成した寺田小太郎(1927-2018)は、野又の初期の作品から収集し、現在では代表作40点余が同館に収蔵され、国内最大の所蔵を誇る。
本展は、作家にとって所縁の深いアートギャラリーの企画展示室で開催される初の単独個展。同館のコレクションをはじめ、初期から最新作まで総覧できる大規模な内容となっている。

東京オペラシティ アートギャラリー「野又 穫 Continuum 想像の語彙」
《Perspective-21 内なる眺め 21》 2001年 アクリル絵具、キャンバス 194.2×112.1cm 東京オペラシティ アートギャラリー蔵 photo: 髙橋健治
右:《Babel 2005 都市の肖像》 2005年 アクリル絵具、キャンバス 226.5×162.0cm 東京オペラシティ アートギャラリー蔵 photo: 髙橋健治

information

「野又 穫 Continuum 想像の語彙」
会期:2023年7月6日(木)〜9月24日(日)
開館時間:11:00–19:00(入場は18:30まで)
会場:東京オペラシティ アートギャラリー(東京都新宿区西新宿3-20-2)
休館日:月曜(祝日の場合は翌火曜休)、全館休館日8月6日(日)
入場料:一般 1,400円、大学・高校生 800円、中学生以下 無料
※同時開催「収蔵品展076 寺田コレクション ハイライト(後期)」、「project N 91 小林紗織」の入場料を含む
主催:公益財団法人東京オペラシティ文化財団
協賛:ジャパンリアルエステイト投資法人
協力:ホワイト・キューブ

アートギャラリー ホームページ
https://www.operacity.jp/ag/

Related Posts

Begin typing your search term above and press enter to search. Press ESC to cancel.

Back To Top