ギャラリー エー クワッド「本のある風景 —公共図書館のこれから—」

東京・竹中工務店東京本店1Fのギャラリー エー クワッドにて、企画展「本のある風景 —公共図書館のこれから—」が9月22日より開催されている。
現在のインターネット社会において、人々が活字文化に触れる機会は増え、本の形態自体が変わるとともに、人々が本に求めるもの、本をとりまく環境などもさまざまに変容している。例えば近年では、本と図書館を介在し、公共サービスと市民とをゆるやかにつなぎながら運営しようとする試みも散見される。

本展では、日本の図書館建築の歴史や時代性などを振り返り、国内外の特色ある図書館も紹介。これからの図書館建築のあるべき姿、公共図書館の今後についてを考察する。関連企画として、会期中に講演会も開催される。

 

ギャラリー エー クワッド「本のある風景 —公共図書館のこれから—」
石川県立図書館

 

展示構成
1章 図書館を知る
2章 百冊百景の本棚
※本展に先立ち開催されたイベント「百冊百景 100人の“本のある風景”」関連展示
3章 本のある風景1:日本の図書館
4章 本のある風景2:世界の図書館

 

ギャラリー エー クワッド「本のある風景 —公共図書館のこれから—」
武蔵野市立 ひと・まち・情報 創造館 武蔵野プレイス(東京都)

ギャラリー エー クワッド「本のある風景 —公共図書館のこれから—」
ヘルシンキ中央図書館(フィンランド)

 

information

「本のある風景 —公共図書館のこれから—」
会期:2023年9月22日(金)~11月9日(木)
開場時間:平日 10:00-18:00(土曜・最終日は17:00まで)
※トークショー開催日の10月17日(火)は20:30まで、10月23日(月)は20:00まで開館
休館日:日曜・祝日
会場:ギャラリー エー クワッド(東京都江東区新砂1-1-1 竹中工務店東京本店 1階)
入場料:無料
主催:公益財団法人竹中育英会
企画・共催:公益財団法人ギャラリー エー クワッド
協力:石川県立図書館、環境デザイン研究所、日本図書館協会、武蔵野市立 ひと・まち・情報 創造館 武蔵野プレイス、海士町中央図書館、西ノ島町コミュニティ図書館 いかあ屋、軽井沢風越学園、国際教養大学 中嶋記念図書館、日野市立図書館、ヘルシンキ中央図書館、ALA ARCHITECTS、ニューヨーク公共図書館、米国議会図書館、株式會社長谷木

ギャラリー エー クワッド ホームページ
https://www.a-quad.jp/


関連イベント

トークショー「本と重ねる時間 鬼頭梓の図書館建築をみつめなおす」
日時:10月17日(火)18:30-20:00
講師:松隈 洋(神奈川大学教授、京都工芸繊維大学名誉教授)、島田潤一郎(夏葉社代表)

トークショー「公共図書館のこれからを考える」
日時:10月23日(月)18:00-19:30
講師:仙田 満(建築家、環境デザイン研究所会長)、植松貞夫(日本図書館協会理事長)

会場(共通):竹中工務店東京本店 2階Aホール
定員(共通):100名
参加費(共通):無料
参加方法(共通):要事前申込(先着順に受付、定員に達し次第、受付終了)
申込受付(共通):ギャラリー エー クワッド ホームページにて
※両日とも、定員に達したため、申し込み終了

本展イベント申込受付ページ
https://www.a-quad.jp/exhibition/event.html

※本にまつわるトークのアーカイブ映像、テキストなども公開。詳細はホームページにて順次公開。
講師:小川公代(英文学者 /上智大学教授)、鹿島 茂(作家 /フランス文学者)、髙木毬子(著者 /ブックデザイナー)、森田真生(独立研究者)

Related Posts

Begin typing your search term above and press enter to search. Press ESC to cancel.

Back To Top