時計の新たな可能性を育み、腕時計の様々な楽しさを体験できる発信拠点として、セイコーウオッチが昨年10月に東京・原宿にオープンさせた[Seiko Seed(セイコー シード)]にて、Seiko Seed Exhibition「からくりの森 2023」が開催されている。
Photo by Daisuke Ohki
本展は、セイコーの機械式腕時計の特性とその魅力を伝えるもので、1年前のオープニング企画展に続く開催。今年は展覧会ディレクターに平瀬謙太朗を迎え、「機械式腕時計とAnimacy(生命感)の正体」をテーマに掲げる。セイコーウオッチデザイン部のほか、社外からnomena(ノメナ)、siro(シロ)、TANGENT(タンジェント)の3組がクリエイターとして参加し、各組が制作した作品を展示している。
入場は無料、会期は12月24日まで(会期中無休)。
主催者メッセージ
腕時計は私たち人にとって最も身近な「機械」のひとつです。「時間」という、人が生きるうえで欠かすことのできない大切な情報を伝えるために、今この瞬間も、世界中で様々な人の、様々な腕時計が、同じ速さで時を刻んでいます。
セイコーは「時を伝える」という、時計本来の機能を追求するために、今日まで独自の技術を真摯に磨きつづけてきました。その中で我々は、「時を伝える」という本来の機能の先に「美しさ」「面白さ」などの新しい魅力が多く宿っていることを知りました。本展は、そのような「機能の先に宿った時計の魅力」に焦点を当てた企画展です。
展示作品名|参加クリエイター(左から順に)
時のかけら / Fragments of Time|セイコーウオッチ
時の鼓動 / Heart of Time|TANGENT
時のしずく / Drops of Time|siro
連鎖するリズムのコラージュ / A Collage of Chained Rhythm|nomena
information
からくりの森 2023「機械式腕時計とAnimacy(生命感)の正体」
会期:2023年10月13日(金)〜12月24日(日)※会期中無休
開場時間:11:00-20:00(入場は19:45まで)
会場:Seiko Seed(東京都渋谷区神宮前1-14-30 WITH HARAJUKU 1F)
参加クリエイター:nomena、siro、TANGENT、セイコーウオッチ デザイン部
技術監修:セイコーウオッチ 時計設計部
展覧会ディレクター:平瀬謙太朗
プロデューサー:桐山登士樹(TRUNK)
グラフィックデザイン:小島利之(小島デザイン事務所)
撮影:大木大輔
※「DESIGNART TOKYO 2023」参加会場
Seiko Seed「からくりの森 2023」特設サイト
https://www.seiko-seed.com/karakurinomori2023/