建築家で陶芸家でもある奈良祐希氏によるトークイベントが、名古屋の会場と、会場からのライブ配信ありで10月16日に開催される。
三州瓦の大手企業の1つ、鶴弥(本社:愛知県半田市)が主催するもので、同社が立ち上げる、瓦産業の振興と探求を目指した建築家向けウェブメディア『ヒトツチ』のリリースを記念して開催される(近日中に創刊予定)。
トークのモデレーターは、『ヒトツチ』にて共同編集長を務める建築家の黒川 彰氏が担当。なお、名古屋のリアル会場では、トーク終了後に参加者同士の交流の時間も設けている。
左の画像:奈良祐希氏近影 / 右の画像(3点):奈良氏の手による陶芸作品《Bone Flower_Nest》(上)、氏が主宰するEARTHENが設計デザインした《Node》(外観)、《Cave》(内観)
登壇者プロフィール
奈良祐希
1989年石川県金沢市にて十一代大樋長左衛門の長男として金沢市に生まれる。2013年東京藝術大学美術学部建築科卒業、2016年多治見市陶磁器意匠研究所首席修了。2017年東京藝術大学大学院美術研究科建築専攻首席卒業。2021年より建築デザイン事務所EARTHEN主宰。
陶芸分野ではArt Basel / Design Miam(i スイス)、TEFAF(オランダ)、SOFA(アメリカ)などに招待出品。主な受賞歴として第3回 金沢世界工芸トリエンナーレ審査員特別賞Penクリエイターアワード2021、第79回金沢市工芸展世界工芸都市宣言記念賞。建築と陶芸の融合を目指した代表作《Bone Flower》は、金沢21世紀美術館に史上最年少で永久収蔵されている。
建築分野での主な作品として、《五行茶室》(2018/金沢21世紀美術館、台南市美術館)、《Node》(2023/企業新社屋)、《Cave》(2023/リノベーション)などがある。2021年には若手建築家の登竜門「Under 35 Architects exhibition 2021」のファイナリスト7組に選出されている。EARTHEN Website
https://earthen.jp/Yuki Nara Website
https://yukinara.jp/
黒川 彰
建築家、IEDIA取締役CXO、Sho Kurokawa architects主宰
1987年東京都生まれ。建築家。慶應義塾大学非常勤講師。
慶應義塾大学環境情報学部、ブリュッセルの設計事務所勤務を経て、2014年にスイスのメンドリジオ建築アカデミーを修了。同年にSho Kurokawa architectsを設立し、建築・家具・プロダクトのデザインやコンサルティングをおこなう。現在はIEDIAのChief Experience Officer(CXO)として、ステークホルダー全体の体験価値についてデザインの側面から統括を担当。
ウェブメディア『ヒトツチ』の共同編集長として、記事やイベントの企画を通じ、さまざまな建築関係者が瓦について考え、触れる機会を創出していく。IEDIA Website
https://iedia.co.jp/Sho Kurokawa architects / SKa Website
https://shokurokawa.net/
information
ウェブメディア『ヒトツチ』リリース記念「EARTHEN:火と土の建築」開催概要
開催日:2023年10月16日(月)当日タイムスケジュール(予定)
18:00 開場
18:30-20:00 トークイベント
20:00-21:00 懇親会(会場のみ)
会場:CENTRE(愛知県名古屋市中区新栄2-1-9-1F)/ YouTubeライブ配信あり
※YouTube視聴ページURLは申込完了者に主催者より個別に通知
登壇者:奈良祐希
モデレーター:黒川 彰
主催:鶴弥
参加費:無料
参加方法:Peatixページまたは専用ページ(アンケートあり)にて受付https://peatix.com/sales/event/3719247/tickets
https://lp.try110.com/event/earthen/