有斐斎弘道館「京菓子展 一席一菓 あつらえのかたち」

京都市上京区の有斐斎弘道館(ゆうひさい こうどうかん)にて、1月28日より「京菓子展 一席一菓 あつらえのかたち」が16日間限定で開催される。
本展は、2013年から公募展として開催されてきた「京菓子展」の10周年を記念した特別展。さまざまな分野で活躍する9名が、茶席における「亭主」となり、職人との対話の中からつくられた菓子が展示される。京菓子と抹茶付きの入館券を購入すれば、会場にて展示作品の中から数種の菓子を味わうこともできる。

京菓子展10周年特別展「京菓子展 一席一菓 あつらえのかたち」

亭主×菓子職人(五十音順、敬称略)
天野喜孝(画家・イラストレーター)×植村健士(有職菓子御調進所老松、京菓子展2018年大賞ほか)
池坊専宗(華道家・写真家)×塩貝祥代(学校法人大和学園講師、京菓子展2021年大賞)
叶 松谷(陶芸家・京焼清水焼窯元三代目)×今西善也(鍵善良房)
川邊りえこ(書道家・美術家)×垣本晃宏(ASSEMBLAGES KAKIMOTO)
串野真也(ファッションデザイナー・アーティスト)×金谷 亘(京菓子司 金谷正廣)
森山未來(俳優・ダンサー)×杉山早陽子(御菓子丸)
ヤノベケンジ(現代美術作家・京都芸術大学教授)×中丸 剛志(有職菓子御調進所 老松、京菓子展2022年京都市長賞ほか)
夢枕 獏(小説家)× 幾世橋陽子(まめいち、京菓子展2016年大賞ほか)
ルシール・レイボーズ(写真家、KYOTOGRAPHIE共同創設者)× 髙家裕典(御菓子司 聚洸)

有斐斎弘道館

会場となる有斐斎弘道館は、江戸時代中期の京都を代表する儒者・皆川淇園(みながわきえん|1734-1807)が創立した学問所。2009年にマンションの建設計画が持ち上がったことから有志により保存の声があがり、建造物および庭園を保存することを目的に2013年に公益財団法人化、さまざまな活動が行われている。

京菓子展10周年特別展「京菓子展 一席一菓 あつらえのかたち」

information

京菓子展10周年特別展「京菓子展 一席一菓 あつらえのかたち」
会期:2024年1月28日(日)~2月12日(月・祝)
会場:有斐斎弘道館(京都市上京区上長者町通新町東入る元土御門町524-1)
開館時間:10:00-17:00(最終入館16:30)
入館料
本会場 有斐斎弘道館
・入館券(京菓子と抹茶付き):大人2,500円 / 学生2,000円(要予約)
・入館のみ:大人1,000円 / 学生500円
・入館券(京菓子と抹茶付き)と特別限定菓子のセット:3,500円(要予約)
・本会場限定セットに懐紙、有斎弘道館への寄付を加えたセット:10,000円(要予
特別呈茶会場 旧三井家下鴨別邸
・入館料:大人平日 500円 土日曜・祝日 600円
・呈茶料:過去に受賞した京菓子と抹茶 1,000円
※本会場チケットの提示で、旧三井家下鴨別邸の入館料割引あり(大人平日50円割引、土日祝60円割引)
※入館券、各セットは京菓子展特別展公式サイトから予約可
主催:公益財団法人有斐斎弘道館
共催:旧三井家下鴨別邸運営コンソーシアム、公益社団法人京都市観光協会、古典の日推進委員会
後援:京都府、京都市、京都新聞
協力:有職菓子御調進所 老松、御菓子丸、ASSEMBLAGES KAKIMOTO、鍵善良房、京菓子司 金谷正廣、京阪ホールディングス株式会社、御菓子司 聚洸、学校法人大和学園、文藝春秋、まめいち
助成:文化庁令和5年度文化芸術振興費補助金(地域文化財総合活用推進事業)
問合せ先:075-441-6662(有斐斎弘道館)

京菓子展特別展 公式サイト
https://issekiikka.kyogashi.jp

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