東京・日本橋の日本橋髙島屋S.C.本館8階ホールにて、2月29日から「椅子とめぐる20世紀のデザイン展」が開催される。会期は3月18日まで。
本展では、アール・ヌーヴォー、バウハウス、ミッド・センチュリー、イタリアン・モダンまで、20世紀100年におけるデザインの変遷を、椅子研究家の織田憲嗣(おだ・のりつぐ)氏のコレクションから厳選した100脚の名作椅子を案内役にして辿っていく。名作椅子に加え、食器、インテリア製品、キッチン用品、家電製品、事務用機器なども展示され、デザインと生活の関係性を解き明かすことを試みる。
展示構成
第1章 ―20世紀の始まり― アール・ヌーヴォー 1900s
第2章 ―デザイン革命― モダニズム 1910s-1930s
-時代を象徴する部屋Ⅰ バウハウスやフランスで活躍したデザイナーたち
第3章 ―デザイン黄金時代― ミッド・センチュリー 1940s-1950s
-時代を象徴する部屋II ノルディック・モダンのティー・パーティー
-時代を象徴する部屋III アメリカン・ミッド・センチュリーのくつろぎ
-戦後の復興と科学技術の発展
-ジャパニーズ・モダン
第4章 ―斬新なデザイン― ポストモダンへ 1960s-1990s
-時代を象徴する部屋IV・V イタリアン・モダンの2つの部屋
エピローグ 名作椅子と暮らす
バタフライ・スツール 柳宗理 1956年 Photo: Kentauros Yasunaga
食器シリーズ「TAC」 ヴァルター・グロピウス/ルイス・A・マクミレン 1968年 Photo: Kentauros Yasunaga
タイプライター「ヴァレンタイン」 エットーレ・ソットサス 1969年 Photo: Kentauros Yasunaga
information
ODA COLLECTION「椅子とめぐる20世紀のデザイン展」
会場:日本橋髙島屋S.C. 本館8階ホール(東京都中央区日本橋2丁目4-1)
会期:2024年2月29日(木)~3月18日(月)
入場受付時間:10:30-19:00(19:30閉場)
※最終日3月18日(月)は17:30まで(18:00閉場)
※都合により、催し内容・会期などが変更または中止になる場合あり(最新の情報は店舗ホームページ参照)
入場料:一般1,200円、大学・高校生1,000円、中学生以下無料
問合せ先TEL:03-3211-4111(日本橋髙島屋 代表番号)
日本橋髙島屋S.C. ホームページ
https://www.takashimaya.co.jp/nihombashi/
主催:椅子とめぐる20世紀のデザイン展実行委員会
特別協力:織田憲嗣(東海大学名誉教授)、北海道東川町
協力:織田コレクション協力会、旭川家具工業協同組合、インターオフィス、オゼキ、ハーマンミラー、フリッツ・ハンセン、フロス、ヤマギワ、ルイスポールセン
企画協力:ジェイアール東海エージェンシー
巡回予定
大阪髙島屋 7階グランドホール:2024年3月27日(水)〜4月14日(日)
ジェイアール名古屋タカシマヤ 10階特設会場:2024年4月18日(木)〜5月5日(日・祝)
展覧会詳細
https://www.takashimaya.co.jp/store/special/20thcenturychair/index.html