212号(2026年12月号)の岐阜特集で、本誌アートディレクターの松田行正さんが、11月3日に発売された『The Book of MINO 美濃焼の解剖』(一般社団法人 セラミックバレー協議会刊)について評している。

本書は、岐阜の土から生まれた美濃焼を、ラーメン丼、マグカップやディナープレートといった日用の食器、茶陶の志野茶碗、タイルについて、形や大きさ、色、模様、艶といった外観を切り口に解説し、重さや強度、構造、素材など物理的な側面からも掘り下げている。また、美濃焼のおよそ1400年の歴史、産地(多治見市、土岐市、瑞浪市、可児市産地)の情報、美濃の土の成り立ちなど、なぜ美濃でやきものが発展してきたか、その背景を語りつつ、現代のセラミックアートやリサイクルにも言及。さらに、ロバート キャンベルさん、井澤秀哉さん、橋本麻里さんによる「美濃焼の未来」をテーマとした鼎談も採録している。
内容の壮大さもさることながら、造本の限界に挑戦した総1400ページで、モノとしてのボリュームも破格級だ。


◯The Book of MINO 美濃焼の解剖 特設ページ
https://ceramicvalley.jp/lp/the-book-of-mino
[書籍概要]
書名:The Book of MINO 美濃焼の解剖
仕様:A4変型(210×270㎜)上製本、函入 、総1400ページ
定価:¥29,700(税込)
本書の発刊を記念して、2026年11月15日(日)に、代官山 蔦屋書店 3号館2階 SHARE LOUNGE Session(イベントスペース)でトークイベントが開催される。登壇するのは、本書企画者の佐藤卓さん(グラフィックデザイナー)と監修を担った橋本麻里(学芸プロデューサー)さん、セラミックバレー協議会の笠井政志さん。同書誕生の経緯、美濃焼の魅力について語り合う。
[開催日時]
2026年11月15日(日)
11:00〜12:30(10:45開場)
[会場]
代官山 蔦屋書店 3号館2階
SHARE LOUNGE イベントスペース
東京都渋谷区猿楽町17-5
[参加費]
無料(来店参加 65名/オンライン参加 400名)
[申込み]代官山 蔦屋書店サイト内
https://eventmanager-plus.jp/get/3ff261f71080e8c2ee69258cdeaacf2aab4e359ca0e8a0fee46d19a731528bdd
*代官山 蔦屋書店 3号館1階では、2026年11月13日(金)~19日(木)の1週間限定でポップアップを展開。書籍をはじめ、美濃焼の器を販売する。


