木に親しみ、木を活かし、木と共に生きていく「木育」の活動について幅広く議論し、周知するための木育サミット。2014年の開催から数えて4回目となる今回は、過去のサミットでの実績を伝えるとともに、持続可能な社会づくりに果たす木育の役割について、登壇者それぞれの立場から議論する。木育に関する全国のさまざまな取り組みなども紹介。基調シンポジウムには、2019年4月の完成を目指し、県内の豊富な樹種を活かして建てられる《岐阜県立森の恵みのおもちゃ美術館》について、県庁や設計事務所の担当者が概要を説明し、関係者や木材の大学研究者らと共に展望を語る。
【間もなく受付締切】
聴講・参加希望者は、公式ホームページの「参加予約フォーム」に必要事項を記入のうえ申し込み。自動返信メールで発行される参加証を当日持参すること(※空席・欠員があれば、当日受付も可能)。
タイムスケジュール
10:00 開会、主催者挨拶
10:20 基調講演
講師:今井 敏(林野庁長官)
10:40 基調シンポジウム「岐阜県立森の恵みのおもちゃ美術館が目指す木育」
登壇者:多田千尋(座長、東京おもちゃ美術館)、腰原幹雄(東京大学)、若杉浩一(株式会社パワープレイス)、藤掛雅洋(岐阜県恵みの森づくり推進課)、平手健一(テラダデザイン一級建築士事務所)
11:50 首長サミット
全国の「ウッドスタート宣言」自治体首長の紹介
12:20-13:30 休憩
13:30 シンポジウム&トークライブ(1)
01.木育で創る循環型社会 ~都市型木造建築の可能性を探る~(定員500名)
02.木で育む子どもたちの未来 ~木の持つチカラを子育てに活かす~(定員140名)
03.木育おもちゃの可能性 ~デザイナーが語るおもちゃの向こう側の物語~(定員100名)
04.女子力で木育を広げる ~木材活用に新しい風を吹かせよう~(定員100名)
05.大人と子どもがふれあう木育 ~ふれあい囲碁の紹介~(定員50名)
15:10 シンポジウム&トークライブ(2)
06.ウッドスタートの効果を検証する ~経済・環境・子育ての視点から~(定員500名)
07.木育を科学する(定員140名)
08.伝統工芸に学ぶ木育 ~「神輿」に込められたものづくりの真髄~(定員100名)
09.とと姉ちゃんの木材監修者が語る木場の未来(定員100名)
10.セルフビルドによる、小さな家造り ~体を使おう、自分ゴトワークショップ~(定員50名)
16:50 クロージングトーク
17:20 次回開催地あいさつ
久喜邦康(秩父市長)
17:30 閉会