TOYAMAMOYOU(富山もよう)は、「富山のいいもの、もようにしたら、富山をもっと好きになる」を合言葉に、富山の特産品・名所などを模様にして展開するプロジェクト。2014年8月には4種類の「富山もよう」で北日本新聞の朝刊を「新聞ラッピング」してデビューを飾った。やがて「富山もよう」はプロダクトでの展開や、自治体事業まで広がり、デザインを通じて暮らしを彩ると同時に、地域の魅力のメッセンジャーとなり、2019年にはグッドデザイン賞のBEST100に選出されている。
立ち上げから6年、プロジェクトの歩みや、地域の魅力とデザインが出会うことで何が生まれたのか? そして、これからどんな可能性をもっているのか? 「富山もよう」をデザインした鈴木マサル氏ら関係者が「富山もよう」について語り、いろいろと掘り下げていくトークセッションが開催される。
Information
TOYAMAMOYOU TALK #01 地域とパターンデザインの出会いから生まれるもの
日時:2020年7月22日(水)19:30-21:00
会場:オンライン
聴講無料
参加方法:Peatix 案内ページより申し込み(要ログイン / 登録無料)
https://toyamamoyou01.peatix.com/
トークメンバー:
鈴木マサル(テキスタイルデザイナー)
多摩美術大学染織デザイン科卒業後、粟辻博デザイン室に勤務。1995 年に独立、2002 年に有限会社ウンピアット設立。2005 年からファブリックブランドOTTAIPNU(オッタイピイヌ)を主宰。自身のブランドの他に、2010 年よりフィンランドの老舗ブランドmarimekko のデザインを手がけるなど、現在、国内外の様々なメーカー、ブランドのプロジェクトに参画。東京造形大学教授、有限会社ウンピアット取締役。
川上典李子
デザイン誌「AXIS」編集部を経て独立、国内外のデザイン誌に執筆している。2007年からは「21_21 DESIGN SIGHT」アソシエイトディレクターとしても活動。同館以外のデザイン展企画にも関わり、「London Design Biennale 2016」日本公式展示キュレトリアル・アドバイザーなど。「グッドデザイン賞」審査委員をはじめデザイン、アート、工芸のアワードの審査員、国際的なデザインアワードの推薦者も務める。
小柴尊昭(クリエーティブプランナー/プロデューサー)
写真・ビジュアルや音をはじめとしたノンバーバルコミュニケーションでビジネスを支援するクリエーティブプランナー。2014年に北日本新聞社130周年を契機に富山もようプロジェクトを発足。以降、現在にいたるまで北日本新聞社および様々なパートナーとともにプロジェクト運営を推進。
高橋 理(アートディレクター)
広告コミュニケーションや企業ブランディングをはじめとした様々なアートディレクションを手がける。富山もようプロジェクトのアートディレクターとしてグラフィックデザインや、プロダクトの監修、プロジェクトブランディングを担当。