シンポジウム「日本の食文化を巡る、その美しき対話」

20160412lartderosanjin_nihonbashi

4月12日から開催中の、日本橋・施設連携プロジェクト「魯山人の食卓 〜La Table de Rosanjin〜」に連動したトークイベント(同プロジェクトの一環として、三井記念美術館では「北大路魯山人の美 和食の天才」が6月26日まで開催されている)。

既成概念にとらわれない生き方を貫き、日本で初めて「美食」という概念を打ち立て、料理、作陶、さらには星岡茶寮などの料亭経営にも自ら関わった北大路魯山人(1983-1959)。書や篆刻、絵画なども手掛けた魯山人の、インスピレーションの源となったものとは何だったのか。グローバル化が進む現代において、魯山人の生き方を改めて見つめ、各界の第一線で活躍する料理人、識者らの対話を通して、彼が追求した“オリジナルな美の姿”を多角的に浮かび上がらせる。


スケジュールと登壇者
■午前の部 11:00〜12:00
『北大路魯山人の美 和食の天才』展をより深く理解するために
第一の対話 北大路魯山人、人と作品
山田 和 (ノンフィクション作家)

(休憩 1時間15分予定)

■午後の部 13:15〜17:30(途中2回の休憩あり)
今、日本が継承している美意識と価値を再発見するために
第二の対話 13:15-14:25
魯山人という天才を受け容れ、その才能を花開かせた国際都市・東京の潜在力と可能性
福田 和也(文芸評論家/慶應義塾大学環境情報学部教授)
杉山 恒太郎 (ライトパブリシティ代表取締役 執行役員社長)
第三の対話 14:40-15:50
日本という視座 “美の土壌”、日本の四季と色との関係を考える
上田 義彦 (写真家/キュレーター)
吉岡 幸雄 (染司よしおか五代目当主/美術工芸図書出版『紫紅社』代表)
第四の対話 16:10-17:20
グローバルな視界 京都とパリから今、魯山人を読み解く
リシャール・コラス (作家/シャネル株式会社社長)
村田 吉弘 (菊乃井総料理長/菊乃井 代表取締役社長)

総合司会:太田 菜穂子(パリ・ギメ美術館「L’art de Rosanjin」展コミッショナー/大正大学 客員教授/株式会社クレー・インク代表)

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