埼玉県飯能市にある「メッツァ」にて、テキスタイルデザイナーの鈴木マサル氏による野外インスタレーションが5月22日より開催されている。
「メッツァ アンブレラスカイ・デザインプロジェクト2020」は、昨年開催されたアンブレラスカイ・プロジェクトに続く第二弾。2019年の展示では、エリアは「メッツァ入口」から「メッツァビレッジ」へと続く坂道「メッツァティエ」のみだったが、今年は「ムーミンバレーパーク」にも展示エリアを拡大。2つをあわせて約300メートルの長さになる野外回廊の上を、約2,000本もの傘が埋め尽くすという、日本最大級[※]のアンブレラスカイプロジェクトとして開催される[※2020年4月時点 主催者調べ]。
晴・曇・雨の天候はもちろん、開園から閉園までの間、刻々と移りゆく光が、鈴木氏が配置した、透明、モノトーン、カラフルと多彩な傘を通して、同じものは一瞬として二度とない光と影の風景をつくりだす。路面が濡れている雨上がりの夜間もおススメ。
「ムーミン谷とアンブレラ」
展示場所:ムーミンバレーパークの「はじまりの入り江エリア」を抜け「ムーミン谷エリア」へ続く道
展示期間:2020年5月22日(金)〜8月30日(日)
傘本数 :約1,200本
展示距離:約200メートル
「森と、湖と、アンブレラと。」
展示場所:「メッツァ入口」から「メッツァビレッジ」へと続く坂道「メッツァティエ」
展示期間:2020年5月22日(金)〜7月26日(日)
傘本数:約800本
展示距離:約100メートル
デザイナーからのメッセージ: 昨年メッツァで開催し、大好評だったアンブレラスカイを、今年はメッツァとムーミンバレー側の両方で開催します。
メッツァ側のテーマは「木漏れ日のトンネル」。メッツァのエントランスから湖に向かって行く道は、両側の森から木々がせり出し、頭上を覆います。歩いていると、木漏れ日が差し込む様(さま)が美しく、これをそのままアンブレラスカイとして可視化しようと考えました。
ムーミンバレーパーク側は「陽だまりの道」をテーマにデザイン。レイクサイドの園内の道は、湖面を照らす光がキラキラと反射し、太陽の光がそのまま風景になった様な光景が続きます。この暖かな光をイメージしたアンブレラスカイには、ムーミンをはじめとするキャラクターも登場します。約200メートルにわたって展開される道を、来場者がキャラクターを見つけながら歩いて行くと、頭上に飾られた傘の色がダイナミックに変化し、高揚感溢れる風景を体感することになります。
普段は雨を遮るという用途で使用される傘。アンブレラスカイでは、この役割の違う、装飾的な用途で使われる訳ですが、「美しい」とか「楽しい」ということも、人の気持ちを豊かにする、大切な用途だと思います。
そんな美しさや楽しさを体感できる傘たちを見に、ぜひご来場ください。(鈴木マサル)
メッツァ(metsa)YouTube公式チャンネル 「メッツァ」 アンブレラスカイプロジェクト2020(2020/05/29)
タイトル | メッツァ アンブレラスカイ・デザインプロジェクト2020 |
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日時 | 2020年5月22日(金)〜8月30日(日)※メッツァビレッジでの展示は7月26日(日)までの予定 会期中無休 展示時間(通常)10:00-20:00 ※ムーミンバレーパークは18:00まで。営業時間に準ずる 営業時間: 「メッツァビレッジ」:6月3日(水)までは平日・土日祝ともに10:00-18:00、6月4日(木)以降、当面の間、平日は10:00-18:00、土日祝は10:00-19:00に短縮して営業 「ムーミンバレーパーク」:6月4日(木)以降、当面の間、平日は10:00-17:00、土日祝は10:00-18:00に短縮して営業 ※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、予告なくスケジュールが変更となる場合あり。 最新の開園情報は、会場メッツァホームページを参照してください |
会場 | メッツァ(ムーミンバレーパーク、メッツァビレッジ) 埼玉県飯能市宮沢327-6 |
料金 | エリア別、「メッツァビレッジ」は無料、「ムーミンバレーパーク」は有料(詳細は会場ホームーページ「料金案内」を参照) |
電話番号 | 0570-03-1066(ナビダイヤル) |
会場URL | https://metsa-hanno.com |
イベント詳細 | https://metsa-hanno.com/event/6368/ |