企画展「建築模型展 -文化と思考の変遷-」

東京・天王洲の「WHAT MUSEUM(ワットミュージアム)」にて、「建築模型展 -文化と思考の変遷-」が10月16日まで開催されている(途中、展示替えによる休館期間あり)。

企画展「建築模型展 -文化と思考の変遷-」

本展は、古代から現代に至る歴史的な文脈の中で、「建築模型なるもの」も含めた「建築模型」の変遷を総覧するもの。古墳時代の家形埴輪や、江戸時代に制作された延岡城木図や茶室起こし絵図など、古代・中世時代の制作物・建造物の模型のほか、磯崎 新、隈 研吾+篠原聡子、SANAA(妹島和世+西沢立衛)、三分一博志、藤森照信ら、現代の建築家による、住宅や文化・商業施設など多彩な建築模型が20点以上展示される。また、東日本大震災により失われた街や村を1/500の縮尺模型で復元する「失われた街」模型復元プロジェクトにおいて、地域の記憶を保存・継承する重要な役割を担っている模型も展示される。
それぞれの時代で「建築模型」がどのような役割を果たしてきたのか、その意義に迫る企画展。
会期中、出展建築家や施設スタッフが会場を案内する「ギャラリーツアー」や、模型制作を体験できるワークショップも開催される予定。詳細が決まり次第、公式ウェブサイトにて発表される。

企画展「建築模型展 -文化と思考の変遷-」
​SEJIMA Kazuyo + NISHIZAWA Ryue / SANAA
Rolex Learning Center, EPFL, Switzerland
撮影:椎木静寧(所蔵:東京都現代美術館)

企画展「建築模型展 -文化と思考の変遷-」
「失われた街」模型復元プロジェクト 「大島-長崎・小田の浜」模型 撮影:藤井達也

information

「建築模型展 -文化と思考の変遷-」
会期:2022年4月28日(木)〜10月16日(日)
開館時間:火曜~日曜 11:00-18:00(最終入場17:00)
休館日:月曜(祝日の場合は開館、翌火曜休館)、展示入替期間 7月4日(月)~8月5日(金)
会場:WHAT MUSEUM 1階(東京都品川区東品川 2-6-10 寺田倉庫G号)
入場料:一般 1,200円、大学生/専門学校生 700円、高校生以下無料
※同時開催のOKETA COLLECTION「Mariage −骨董から現代アート−」展(前期)、またはOKETA COLLECTION「YES YOU CAN −アートからみる生きる力−」展(後期)の観覧料を含む

主催・企画:WHAT MUSEUM
企画協力:若林拓哉、瀬尾憲司
会場・什器デザイン:萬代基介建築設計事務所
撮影:瀬尾憲司
グラフィックデザイン:SKG
イラスト:Miltata
協力:一般社団法人日本建築学会 建築と模型[若手奨励]特別研究委員会、三宅理一

詳細
https://what.warehouseofart.org/exhibitions/architecturalmodel

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