東京・乃木坂のTOTOギャラリー・間にて今夏開催された「末光弘和+末光陽子 / SUEP.展 Harvest in Architecture 自然を受け入れるかたち」が福岡に巡回、北九州市にあるTOTOミュージアムにて11月15日より開催されている。
会場風景
展覧会コンセプト:
本展のテーマは「Harvest in Architecture 自然を受け入れるかたち」。
地球温暖化が進み、大規模な自然災害が世界各地で頻発している現在、我々建築家は、大きなイシューを突きつけられている。それは、モダニズム建築運動以来の全世界で共通する大きな課題である。この先、私達は、この母なる地球とどのように暮らしていくのか。その自然観が問われている。
“Harvest in Architecture”とは、自然の恵みを持続的に受け入れ、地球とともに生きるための建築の姿を取り戻そうとする概念である。“Harvest”とは、カラフル(多様)であり、ハピネス(喜び)であり、エネルギー(活力)である。それは、農耕のように、自然との関係を耕し、持続的な恵みを得ることで、そこに人が集まり、交流する場が生まれるイメージである。それらを実現するためには、自然と人とのバランスの中で関係を築かなければならない。
本展覧会は、自然の恵みを維持し続けるために、循環する環境の一部として、あるべきこれからの建築の姿を問うものである。(末光弘和+末光陽子 / SUEP.)
information
TOTOギャラリー・間 北九州巡回展「末光弘和+末光陽子 / SUEP.展 Harvest in Architecture 自然を受け入れるかたち」
会期:2022年11月15日(火)~2023年3月5日(日)
開館時間:10:00-17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜、年末年始休業期間(12月26日[月]~1月4日[水])
会場:TOTOミュージアム(福岡県北九州市小倉北区中島2-1-1)
電話番号:093-951-2534
入場料:無料
主催:TOTOギャラリー・間、TOTOミュージアム
企画:TOTOギャラリー・間運営委員会(特別顧問:安藤忠雄、委員:千葉 学、塚本由晴、セン・クアン、田根 剛)
後援:一般社団法人 日本建築学会九州支部、公益社団法人 日本建築家協会九州支部、公益社団法人 福岡県建築士会、一般社団法人 福岡県建築士事務所協会
協力:九州大学大学院 末光弘和研究室
TOTOミュージアム ホームページ
https://jp.toto.com/knowledge/visit/museum/
TOTOギャラリー・間 ホームページ
https://jp.toto.com/gallerma/