富山県美術館開館5周年記念「デザインスコープ ―のぞく ふしぎ きづく ふしぎ」展

富山県美術館にて、開館5周年を記念する展覧会「デザインスコープ ―のぞく ふしぎ きづく ふしぎ」が12月10日より開催されている。同館は、建築家の内藤廣氏が代表を務める内藤廣建築設計事務所が設計したことで知られる。

出展者は、林 登志也と安藤北斗によるコンテンポラリーデザインスタジオ・we+(ウィープラス)、岡崎智弘、狩野佑真、志村信裕、鈴木康広、山田春奈と小林弘和によるクリエイティブ湯ユニット・SPREAD(スプレッド)、林 勇気、三澤 遥の計8組のデザイナーやアーティスト。音や映像などを用いて空間全体を楽しめる展示や今回のために制作された作品などを通して、デザインとアートの持つ創造的なエネルギーを体感し、楽しさや驚き、次世代に向けた可能性を発信する。

富山県美術館開館5周年記念「デザインスコープ ―のぞく ふしぎ きづく ふしぎ」展
岡崎智弘《Matches Wall》 2022年

富山県美術館開館5周年記念「デザインスコープ ―のぞく ふしぎ きづく ふしぎ」展
三澤 遥《動紙》 2018年 撮影:林 雅之

はるか遠くの星々を観測できる望遠鏡(telescope)、微生物や細胞を観察できる顕微鏡(microscope)。人間はさまざまなレンズを用いた器具を使うことで、自らが認識できる世界を拡張し、新たな技術や価値観を生み出してきました。

本展では、「デザイン」というレンズを通した視点を「デザインスコープ(design-scope)」と名付け、現在第一線で活躍するデザイナーやアーティストと対話を重ね、これからデザインがどのような提案をすることが可能なのか、またデザインとアートが限りなく近づく現在の状況を、ミクロとマクロの視点から俯瞰します。

会期中は、出展者らが出席して複数回開催されるトークイベントなど、関連イベントも各種予定している(詳細は富山県美術館ホームページを参照)。

富山県美術館開館5周年記念「デザインスコープ ―のぞく ふしぎ きづく ふしぎ」展

information

富山県美術館開館5周年記念「デザインスコープ ―のぞく ふしぎ きづく ふしぎ」展
会期:2022年12月10日(土)~2023年3月5日(日)
開館時間:9:30-18:00(入館は17:30まで)
休館日:水曜、年末年始(12月29日~1月3日)、1月10日(火)
会場:富山県美術館 2階 展示室2、3、4(富山県富山市木場町3-20)
観覧料:一般 1,100円、大学生 550円、高校生以下は無料
※障がい者の方は各種手帳の提示で観覧無料(付き添い1名まで無料)
※そのほか、各種割引については富山県美術館ホームページを参照

富山県美術館開館ホームページ
https://tad-toyama.jp/

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