高温・高湿となる日本の真夏の時期でも快適に過ごせる、高い熱容量と透湿性、断熱性能を有し、脱炭素時代の「未来の断熱」として注目される木繊維断熱材。世界最大の木繊維断熱材メーカーであるドイツのシュタイコ(STEICO)社製品の採用事例を通して、その性能と魅力について解説するオンラインセミナーが、6月15日に開催されます。主催は輸入建材商社のイケダコーポレーション(本社:大阪)。
講師を務めるのは、ドイツ人建築家のウルフ・ロスラー(Ulf Rössler)氏。ドイツ・ミュンヘンの大型プロジェクト「生態モデル集落プリンツ・オイゲン公園(Ökologische Mustersiedlung Prinz-Eugen-Park)」(2017-2019)において、同氏は、旧兵舎を地下駐車場とコミュニティ施設が付帯した合計39戸の住宅として再生した「Der Kleine Prinz」の設計を担当。木造の建物には、シュタイコ社の木繊維断熱材をはじめとする自然素材を採用し、脱炭素およびパッシブな建築として、ドイツ木材建築賞(2021年)など各賞を受賞しています。
「Der Kleine Prinz」詳細(ドイツ語)
https://www.prinzeugenpark.de/wohnen/akteure-wohnen/bg-der-kleine-prinz-gbr-25.html
本セミナーは、「Der Kleine Prinz」プロジェクトのほか、環境先進国であるドイツにおける最新の断熱事例についてもロスラー氏が解説。ドイツからZoom配信されるレクチャーの逐次の通訳を、サステナブル領域に詳しいスイス在住のジャーナリスト・滝川薫氏が担当。質疑応答の時間も予定されています。聴講は無料、要申し込み。
information
「ドイツ 脱炭素時代の断熱事例」セミナー 開催概要
レクチャー講師:ウルフ・ロスラー氏(工学博士、建築家 / dressler mayerhofer rössler architekten)
通訳・解説:滝川薫(ジャーナリスト / スイス在住)
日時(日本時間):2023年6月15日(木)15:30-18:00
講演内容
・建築家 ウルフ・ロスラー氏による、2021年にドイツ木造建設賞を受賞した「Der Kleine Prinz」の物件解説
・ドイツ・木繊維断熱材メーカー・シュタイコ社の紹介
・シュタイコ木繊維断熱材 国内採用事例の紹介 など
配信形式:Zoom(ウェビナーによるオンライン開催)
※申し込み完了後、Zoom招待メールを参加者に通知
※視聴環境は参加者側で要準備
定員:先着300名(要申込)
参加費:無料
主催:イケダコーポレーション
詳細・申し込み受付ページ
https://iskcorp.com/all/steicoseminar_vol2_230615/